Coop就職するまでのステップ(1)

コープ留学で現地就職するために抑えておくべき6つのポイント

Coop留学は、最初の半分の期間を座学でビジネスを勉強し、残りはそのスキルを活かした場所で働くことで単位がもらえるカナダで大変人気な留学方法です。しかしながらコープから現地就職、みたいな広告を真に受けてしまい誰にでも簡単にできると思ったら大間違いで、実はかなり難易度の高い内容となっています。そこで今回はコープから現地就職するまでの抑えてくべきポイントを6つ紹介します。

1. 3か月前には就活を始める

Coop留学は先に説明した通り半分座学半分仕事という少し珍しい形態で、学校やプログラムによって期間は異なります。短いところだと3か月ずつ、長いところで1年間ずつというところもあるので自分に合った期間を選べるのもいいですね。

しかし一つ言えるのは本当にカナダで現地就職するのは難しいです。なぜ難しいかはこちらの【私が職歴0からカナダで現地就職した話】を参考にしてみてください。

そして特にCoop留学をしている方で就職につまづく理由とその対策方法も紹介しています。

多くの方はある程度難しいことを感じ始めるので1か月前に就活を開始するのですが、ぶっちゃけかなり遅いです。

もちろん業種によって倍率も難易度も変わるので一概にそうとは言えませんが、カナダの仕事が始めるまでの期間は日本に比べると遅かったり、そもそも練習なしではなかなか通してもらえないところを考慮すると3か月は必要でしょう。

1か月目

とりあえず今から紹介することを繰り返してみましょう。レジュメを完成させたり面接の練習など、プロとして働くためのメンタリティを鍛える期間です。

2か月目

応募しまくってできればこの月で決めてしまいましょう。決まらなくてももう1か月あるので焦らず落ち着いてできますね。

3か月目

この月でたたみかけてコープ期間が始まるタイミングで働けるようにできるといいですね。

2. したい職種を絞っておく

次は職種はもう絞ってしまいましょう。

日本とは違い本当にいろいろな職種があるカナダ、これもしたい、あれもしたいという気持ちはわかりますが、それは永住権が取れるときまで待ちましょう。

コープの少し厄介なことは自分の就職状況にかかわらず働く期間はスタートするので仕事がなければかなりもったいないです。

自分のしたい職種を多くて3つまでに絞っておくことで、次に紹介するレジュメやカバーレター作りにのところで時間をセーブできます。

そして、なぜしたい職種を絞る必要があるのでしょうか?例えばデジタルマーケティングを勉強している学生が多いですが、デジマでもSEO、ソーシャルメディア、コーディネーター、PPC、イーメールマーケティングなど幅広く存在します。

仮に全範囲で応募しようものならどれもパッとしないままそこにも雇ってもらえなくなる可能性があるからです。早めに絞ってしまえば話す内容、勉強内容も少なくて済むので特化しやすいですよね。

3. レジュメ/カバーレターを完成させる

何をしたいかを絞った後はレジュメやカバーレターづくりです。

これらの書類はカナダではパソコンで作るのでテンプレ作って時と場合に応じて内容を少し変えればいいだけなのですが、1つだけ注意が必要です。

職種によってレジュメやカバーレターは必ず変えましょう。

理由は簡単で先ほど言った通り特化させなければまず面接まで通らないです。レジュメを見る人は大体キーワードを見て選別しているのですが、ポジションによって使う単語が変わってきます。

つまり全部同じだと強みが見えてこないのです。最低でも3‐5通りのレジュメ/カバーレターのテンプレは用意しておきましょう。

こちらで英語圏で採用率の上がるレジュメの作り方を紹介しています。

4. 自分の強みを見つける

これはたぶん何をするにおいても言えることですが自分だけの強み/価値を見つけましょう。たいていの人間はその人じゃなくてもいいのです。100均に売っているスコップと同じでどれも違いがないのでコスパの良い人間を選ぶのが当然なのですが、ほかの人より優れていれば雇われやすくなるのです。

例えば、カナダでマーケティングをしている人は”マーケティングしかしていない人”もかなり多くいくらスキルがあれど、正直5年の経験も10年の経験も何も変わらないです。

しかしそこに、日本人としてのユーザーを意識した目線を使ったマーケティングができるのであれば、それは強みになります。デジマはもともとはユーザーに使いやすい環境を作ることから始まっています。そこに自分の日本人としてのユーザーに対する思いなど話に組み込めれば周りとは一線を画します。

それ以外には心理学を私は勉強していましたが、どういう言葉を選ぶかで実は人間って思考を操作されるのです。というのを理解していれば心理学を利用したデジマ+ユーザー特化型マーケターになれますよね。

つまりは自分の過去の経験全てをひっくるめて周りより少しだけ優れればいのです。

5. 応募開始/面接の練習

ここまでで準備がすべて整いました。自分に合った仕事を探して応募していきましょう。

一つアドバイスがあるとすれば、Indeedなどの仕事探しサイトで見つけたときにすぐに応募するのではなく、その会社のホームページを少し読みどういう人間があっているかを見極めてなりきることです。そして倍率が高すぎる場合は直接ホームページから応募するのも手です。

そして忘れてはいけない英語での面接の練習。何が聞かれるか、すらすら話す練習などを日ごろから行っておきましょう。

こちらで英語での面接突破ヒント12選を紹介しています。

6. 就職

ここまでくればあとは努力と時間との戦いです。

諦めずに最後まで走りぬきましょう。周りからの助言をもらったり、時には違うさがし方をしてみたりなど飽きないために工夫して就職まで楽しむ気持ちでとりかかることをおすすめします。

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