Why is it hard for co-op student to find jobs (2)

コープ留学で現地就職が難しい3つの理由と対策!

カナダ留学を検討される際に最近人気のCoop留学という仕事を見つけるまでがセットのコースがよく選ばれますが、実際現地就職をするのはどれくらい難しいのでしょうか?今回は経験者目線としてなぜコープから現地就職が難しいのかとその対策について紹介していきます。

これまでの経験や周りの日本人の方の様子をうかがっているとわかるのですが、やはり難易度はかなり高い

留学エージェントがカナダで留学してそのまま現地就職みたいな謳い文句のようなことはまずないと思っていただいて構わないです。

もちろん目的や自分のスキルによって話は変わってきます。

例えば、カフェで働いてみたい、日系の会社でアシスタントをしたい、庭師の経験が豊富なのでカナダで使いたい、特殊なスキルを使う職場で働くことができる、などとなってくると割と仕事は見つかりやすいのではないでしょうか。なぜなら必要なスキルや経験はすでに持っているからです。

しかし、社会人経験少なめ、または0、カナダのオフィスでマーケティングをしてみたいというものならかなり厳しいです。多分日本のかなりの大手入るほうが確立としては高いでしょう。

ではそれはなぜなのでしょうか?

今回はその理由と対策を紹介していきます。

理由1. 英語力

まず一つ目は英語です。きびしく書きますが英語はぺらぺらでないとやはり厳しいです。というのも特別なスキルを使用しない環境下においては、やはりチームワーク、正確なタスクマネージメントが大切になってくるのでネイティブのカナダ人とコミュニケーションを同じスピードで取れなければかなり厳しいでしょう。

こう考えてみましょう。利益が大切な会社においてその国の言語で意思疎通できない人のせいでプロセスが遅れるかもしれない、その可能性を考えただけで英語が話せる人を選ぶのは当然です。

私もマネージャーをしているので面接をするのですが、スキルよりもコミュニケーションを評価することもあります。

まぁもちろん私たち日本人にとってかなり不利な環境であるのは致しかたがないこと、しかしそれであきらめるのも何か違うので対策をしていく必要があります。

対策

  • リスニングを鍛える

これにつきます。物事をアウトプットするにはまずインプットから!まず英語ネイティブの話し方やスピードなどに慣れることから始めてみましょう。

日本人でも英語を話せる方はたくさんいらっしゃいますが、どれだけ行ってもネイティブには及ばないし違う。。そのためには極力英語コンテンツを見るようにしてみるといいかもです。

  • 毎日様々なビジネス記事を読む

日常会話と働く環境下での語彙は変わります。つまり意味を知らなければわからなかったり細かいニュアンスの差に気づけない可能性が出てきます。

それを防ぐために日ごろから、特に自分のフィールドについての記事を1日5‐10記事読んでみると会話がわかるようになってきます。

おすすめはMediumというアプリで様々な人の意見やストラテジーを手軽に読めるので移動中などにでも効率よく読むことができます。

  • シャドーイング

スピーキングで私が思う最も適した勉強法です。細かい方法はこちらで紹介していますが、シャドーイングは英語のリズム感を鍛えたり、アクセント、文の作り方などすべての面で活躍する勉強方法です。

他の伸びる英語の勉強法を知りたい方はこちらの【1年で見違えるほど伸びる英語の勉強方法】を読んでみてください。

理由2. ビザ/ステイタス

正直のところ、これが1番枷になっています。要は不安定な人材を雇いたくないのです。

難しい話です。コープ留学では大学留学程長い期間働くことができないので成長したところで企業側にとっても使いどころが難しいです。

対策

これは一筋縄ではいきませんが、コープ期間をフル活用するためにコープが始まる3か月くらい前から就活を始めるといいでしょう。こちらの記事でCoop留学で現地就職するために6つの知っておくべきことについて紹介しています。

そしてコープで初めて来た方は、コープ後にワーホリを使うという意思をちらつかせることで雇用者に可能性を見てもらうこともできます。

英語やスキルに自信がある方になりますが、スポンサーになってくれることを前提で就活をしてもいいでしょう。

理由3. 経験

これは私が1番困ったところでもありました。私は日本で就職したことがないので(バイトやフリーランスしかない)のでレジュメがすごく弱かったのです。海外の就活で厄介なのは新卒文化がなくスキルを中心に評価されることにあります。

例えばですがEntry Level、いわゆる最初の仕事レベルでさえ1,2年の経験が必要だったりするのです。おそらくはカナダの大学で在学中にインターンやコープで半年くらい働けということです。

私の周りに何人かUBCの生徒がいるのですがみんなインターンを経験しています。大学で就活が始まっているうえに、お気づきでしょうが、世界各国のエリートたちもそのポジションへ応募してくるのでたまったものではありません。

日本の志望動機は何ですか、がかわいく聞こえてきます。

対策

こちらはあくまで職歴が少ないコープ留学の方のみの対策と言えるでしょう。なぜなら滞在期間が限られているからです。

学生で座学をしている間に何か自分でプロジェクトを始めるか、フリーランスをする、もしくはボランティアをする、この3つしかありません。

こちらでカナダで仕事経験を積む方法を紹介しています。

職歴がある方は少しいい風にレジュメに書けばいいのです。経験と結果を示しているレジュメさえあればこの壁は突破できるので、どのように経験を積んでいくかがカナダ就活のカギとも言えます。

以上の理由でコープ留学から現地就職は難しいのですが、実はそれ以上に解雇されないようにすることがまた難しいのです。

こちらの記事でカナダで解雇されないための対策5選を紹介しているので、現地就職を考えている方は読むことをおすすめします。

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