海外でポジティブに生きるための6つのマインドセット
留学なので海外で過ごしているとすこしネガティブ気味になったりホームシックになったりすることもあるでしょう。そしてせっかく海外まで出てきたのにという焦りもまたストレスの要因にも。ということで今回は海外でポジティブに生きるための5つのマインドセットを紹介していきます。
はじめに
海外でストレスを感じやすくなったり、ホームシック、鬱になることは決して珍しくはないので必ず一人では抱え込まないようにしてください。絶対に助けてくれる人が周りにいます。
そしてそう感じるのは日本という恵まれた環境で生きてきた私たちからするといたって自然のことです。しかしポジティブに海外で過ごすことができるのであればそれに越したことはありませんよね。では早速見ていきましょう!
1. 何事にもオープンになる
おそらく1番海外でうまくいかないなって思うのはこれが理由です。オープンではないからです。
オープンになるというのはつまりは何事も受け入れた状態で生活をしていく状態で、文化の違いや考え方の違いを楽しむことでその環境に適した人間になるということです。
やはり日本と比べてしまえば海外なんてインフラが整っていなければ人も自由で規律が見えずらい時もあるでしょう。しかしそこに自分の日本の価値観をぶつけたところで解決はしないのです。つまり平たく言えば文句を言うぐらいならば諦めて郷に従う、よく言えば自分の価値観のみで判断しないことです。
価値観は文化によって異なります。何事も完璧、素早くの日本のレストランもあれば、ゆっくりと自分のペースで働く南米のレストランもあるのです。10分遅れることが普通の文化もあれば、朝までパーティをするのが普通の人たちもいます。
もやもやするならば気にせずすぐに聞いて相手の文化を学べばいいし教えればいい。考えすぎずその場を楽しむ、うまく生きようとしてみれば意外とポジティブに海外で過ごせるかもしれません。
そしてある程度わがままに、周りのことは気にしないことが意外と大切です。
2. 言語を学ぶ
その国の言語を学びましょう。日本人にとって英語は確かに難しいかもしれません。しかし諦めてしまえばそれ以上何も可能性は残らないのです。
その国の言語を話せるとそれだけたくさんの人たちと話す、遊ぶことができるので自然とポジティブに物事をとらえられるようになるかもしれません。
間違っているのは言語ができないことにストレスを感じることです。別に完璧に話せる必要は海外で楽しく過ごすうえで特にないこと、楽しみながらストレスなく学ぶのが1番です。
机でひたすら参考書を読むよりも、海外の友達と積極的に出かけることで自然とその国の言語に慣れていくのです。時間はかかります。伸びたと実感するのに1年はみましょう。
もし少し急いているのであれば私が1年間で英語を伸ばした方法を参考にしてみてください。
3. SNSなどで周りの人とつながる
留学している方にはもちろんいろいろな理由で悩んでいる方もいるでしょう。
例えば、仕事が見つからない、永住権がほしい、英語に伸び悩むなど様々な理由があるかと思います。身近な人に同じ悩みを持った人がいるならばいいのですがいないときの方が多いです。
しかしTwitterやInstagramなどのSNSでは同じように日々悩んでいる方もいます。助けになってくれる方もいるかもしれません。そういった意味ではソーシャルメディアでコミュニティなど探してみてもいいのではないでしょうか。
私はTwitterにて一応英語圏で仕事を探している人のために、アドバイスや情報を発信していたりするのですがそういったつながりから仕事が見つかったりする方もいるかもしれません。興味のある方は少しのぞいてみください!
要は海外にいる以上日本人同士で協力し合うのが好ましいですよね。
4. アクティブでいる
個人的に一番心掛けているのはこれです。私はバンクーバーに住んでいて、1年の半分以上は雨が降っている街なんですが、とりあえず毎日数時間外に出るようにしています。
学校が終わったら家にすぐ帰ってYouTubeを見る、ホームステイのファミリーと話さない、友達の誘いを頻繁に断るなど、無意識に自分から外界とのシャットアウトをしている方は非常に多いです。
雨が降っている日は、モールやカフェに行ってみたり、図書館で勉強してみたりとりあえず外に出てみると意外とポジティブになれることもあります。
そしてほかの街に住んでいる方は晴れていることも多いでしょう。晴れの日は何の予定もなくても外に出て散歩に行くなり、友達に声をかけるなり毎日をアクティブに過ごそうとしてみてください。
科学的に言うならば晴れている日は、脳内のセラトニンが分泌されやすくムードや鬱からの回復にも適していると言われています。
海外にいる間は、もし仮に自分が外に行くタイプの人間ではなくても出てみてください。そして筋トレやヨガなどしたことのないことを勇気を出してとりあえず試してみてもいいでしょう。
海外にいる自分と日本にいる自分が同じでなくていいのです。海外ではパーティが好きになる人もいるでしょう。
もしバンクーバーでカフェを探している方がいましたらこちらの”元バンクーバーのカフェ店長が選ぶおしゃれなカフェ20選”をチェックしてみてください。
5. ご飯にケチらない
わかります。お金の問題って人間が感じるストレスの中で1番大きいことだと思います。そしてほとんどの英語圏は日本に比べると物価が高く満足に過ごせていない方もいるでしょう。
私も来た当初は全財産が10万円でした。これは私のミスですが、それでもご飯はしっかり食べる、外食を楽しむということを行っていたおかげで毎日が楽しく過ごせていたのです。
人間にとって食は非常に大切。美味しいもの、健康なものを食べればそれだけ毎日を明るくポジティブに過ごせるようにもなるでしょう。
そしてまれにみる”ワーホリで100万円貯金”みたいな目標ですが、仮にその100万円で何かプランがあるならばそれでいいと思いますが、何のプランもなしに毎日を苦しくして100万円貯めたところで意味はあるのでしょうか?
個人的には苦しく1年で100万円貯めるより、1年で40万円貯めて楽しく過ごして収入を100万円上げたほうがはるかに効率がいいと思います。使う金額さえ変えなければその100万円は貯金できますしね。
日々に無理なく過ごすことが海外でポジティブに過ごすきっかけとなるでしょう。
6. ポジティブな面を見る
海外にきてネガティブになる人は多いですし、日本出身の我々からすればその気持ちは痛いほどわかります。なぜならすべてが雑く見えてしまうから。
しかしもちろんいい面もあるでしょう。労働環境、人の目を気にしなくていい、給料が高い、景色がきれい、いろいろいいところもあるのでそのポジティブな部分に焦点を当てて生きてみましょう。あなたのたいていの悩みは個人で解決できるものではない場合がほとんどです。ならばいい方面を見るのが自然なんじゃないでしょうか。
海外に来ることを選んだのはあなた自身です。その選んだきっかけにポジティブな部分があるから選んだのでしょう。誰も無理やり海外に送ってはいないはず。
もし仮にその角度から考えてもその国、その街のいいところがない、という方がいたらそれはもうあなたがその街にまたは国に向いていないのです。
しかしそれもいいこと。日本の良さを再認識できるし、自分の住むための条件もわかります。たとえすべてがネガティブでも将来を決める上では非常に大切な日々なのです。