ワーホリ・留学カナダでバイトの探し方

カナダでワーホリのための仕事(バイト)の探し方

カナダで留学する大きなメリットの一つは学生ビザでバイトや仕事ができることです。学生ビザを保持しカナダの正規学生であれば、週20時間そして夏休みなど休暇中はフルタイムで働くことができます。そしてカナダはワーホリ先としても人気なので今回は初めて海外で働く方へカナダでバイトの探し方を紹介します。

カナダは基本的にワーホリ、学生ビザは1から自分で作れるうえに難しくないので、費用を抑えたいのであれば個人で作るのがおすすめです。インストラクションに沿って行えば自動でできてしまうためとっても簡単です。

カナダへワーホリや留学するにあたって1番大切なのは行動力です。

カナダで仕事を探すために何をすればいいか一緒に見ていきましょう。

カナダの就活には何が必要?

カナダで仕事を探す前にいくつか必要なことがあります。

  • 学生ビザ・就労ビザ 学生ビザで働く場合は、作成時に就労ビザも申請しておく必要があります。
  • SIN (Social Insurance Number) カナダで働く際に必要な番号で、近くのService Canadaでパスポート、ビザ各種,住所証明書を持っていくことで作れます。
  • 現地の電話番号 雇用者側が連絡を取る際に必要です。
  • バンクアカウント 振り込みの際に必要です。学生におすすめ銀行アカウント5選を紹介しています。
  • レジュメ 海外の履歴書のことで書き方にはコツがあるので注意が必要です。

基本的にカナダで仕事を探すこと自体は簡単で必要なものさえ揃ってしまえばいつでも探し始めることができます。

カナダの時給は?

カナダは日本の都道府県と同じく週によって時給が変わってきます。例えば

  • カルガリーのあるアルバータ州では 15ドル
  • バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州では 15.65ドル
  • トロントのあるオンタリオ州では 15.5ドル

で、1番時給が高いところはヌナブト準州は16ドル、1番低いところはニューブランズウィック州の11.75ドルと様々です(2022年2月現在)。カナダの時給は変動が激しく毎年どこかが時給上がったりしている印象ですので定期的にチェックしてみてください。もちろん時給が高いところはバンクーバーのようにそれだけ物価が高いと思いきや、カルガリーのあるアルバータ州は州税がなくほかの州より物価が安かったりとする場合もあります。

カナダでおすすめの仕事

学生編

カナダで学生をしながらアルバイト(仕事)をする場合やはり気になってくるのは時間の柔軟性や給料ですよね。

1週間の中で20時間しか働けない上に、学校のない時間帯でしか働けないのでなかなか実は難しいかと思います。カナダの語学学校や専門カレッジなどは夕方から夜間にクラスが行われるところも少なくなく、忙しい日本食屋さんでは夜に学生に入ってほしいなどの理由で断られるかもしれません。

そういう場合は朝が忙しいカフェなど需要を見て決めてみてもいいかもしれませんね。

こちらの記事で留学生におすすめのバイト5選を紹介しています。

バンクーバーのあるBritish Columbia州で働き始めさえすれば、1時間当たり15.2ドル(2022年現在)もらえるので20時間で304ドルもらえることになります。ということは時給×週の時間×1年(52週間)=税金前 15,808ドル最低でも稼ぐことができます

ここで最低でもといったのは、夏休みなどホリデーシーズンはさらに働けるのと、あとはTIP(チップ)が加わることでもっと稼げることが見込めます。

例えばカナダにある有名なパブ、カクタスクラブなどでは土日1日チップだけで200ドルもらえることもあるのだとか。チップはカスタマーサービスにおいて重要なファクターであり、安定して忙しいレストランなどで働くと、平均して時給が5ドルや10ドル、さらにもっと上がるなんてことはざらにあります。

このことからカナダで留学生として働く場合は、レストランやパブなどTIPがもらえるところで働くと、生活がかなり安定します。ただカスタマーサービスはある程度の英語力を要し、パブやレストランでは現地の大学に入れるぐらいのレベルでないと少し難しいです。おすすめはTIPがもらえるカフェや日本食レストランが良いでしょう。

日本食レストランは比較的忙しくチップももらえるので稼ぐことには困らないかと思いますが、カフェではお客さんが必ずチップをはらうわけではないので、TIP目的ならお勧めはできません、しかしカフェではよりカナダの現地のお客さんと関わる機会が増えるので、コネクションを増やしたり友達作りには適しているとも言えます。

日本で何か職をしていた場合、カナダではパートタイムとしてマーケティングであったり会計アシスタントなどがあるのでキャリアを目的とした留学であれば、また違った職種に手を出すことも可能です。

ワーホリ編

カナダでワーホリをする時は基本的に好きな仕事を選ぶことができ、フルタイムで働くことができます。

しかし期間は1年間しかないためワーホリビザを使うタイミングだけは少し考える必要があり、仕事が決まらないまま半年が過ぎたなんてよくあります。

おススメはビジタービザでカナダへ入り語学学校へ行きながら仕事を探し見つかったタイミングで切り替えるのが1番効率が良いかと思います。

ワーホリの失敗しない使い方もチェックしてみてください!

ワーホリには特にこの仕事がおすすめ、というものはありませんが個人的には何か自分のキャリアパスを広げれるものであったり、これから需要がある業種、好きな仕事を選ぶことが大切です。

カナダは日本に比べデジタル化が進んでおり、日本で行う仕事のほとんどはあまりカナダでは見られないこともあり、スキルが必要なマーケティングやプログラミングなどの需要が高まっています。

ソーシャルメディア等のアカウントマネージメントなどカナダはポジションが細分化されているので、ワーホリ前にしっかりと自分が何をしたいかを考えておくとスムーズに仕事が決まることでしょう。

カナダで仕事の探し方

カナダの仕事やバイトの探し方は日本とは違うプラットホームを使うだけで、いたってシンプルなオンラインにて就活です。細かいところまで探せばカナダは英語圏、かつ北アメリカでアメリカ合衆国の就活範囲内でもあるので利用できるウェブサイトの数は数え切れません。

てことで今回はおすすめのカナダ就活ウェブサイト5選を紹介します。

LinkedIn

LinkedInは世界で最も大きな仕事用ネットワークサイトで自分のキャリアに合った仕事を探したい場合や、様々なLinkedIn上にいる人とのコネクションを作りたい方や、アマゾンなど各社の採用情報が流れてきたり、海外で仕事を探すならこれほど便利なものはないというサイトです。

そして扱いとしてはアプリが存在し、SNSと同じく友達や同僚を追加することができたり、各就活サイトでリンクを求められるなど、海外で仕事をするには不可欠なアカウントです。アカウントを作成するとプロフィールを職歴や学歴など細かいレベルで設定することができ、LinkedIn内で仕事に応募することができるので履歴書の役割も持っています。

友達とつながることができるほか、以前の仕事先からリファレンスをいただいたりできるので実際海外の就活ではLinkedInはメインに使用されています。

とっても大切な海外就職ツールなのでとりあえず使うことをおすすめします!

Indeed

Indeedは日本でも仕事を探すときに使いますがそれほどメジャーな就活サイトではありません。しかしカナダではほとんどの仕事はIndeedに流れているため仕事を探している大多数の方は利用していることでしょう。

使い方はいたってシンプルで、働きたい職種と場所さえ入力すれば自動で仕事が出てきます。バイト(part time)を探したい場合はIndeedを利用することをおすすめします。就活サイトは数え切れないくらいあるといいましたが、Indeedを利用することでほかの就活サイトやHPへ外部リンクが張られてる場合があるのでそのリンク先から新しい仕事を探すということも可能です。フルタイムの仕事が大多数ですがパートタイムの仕事もあるので根気強く探しましょう。

ZipRecruiter

ZipRecuiterは北アメリカの就活サイトで自分でプロフィールと設定をすることで自分に合った、または条件にあった仕事を紹介してくれるウェブサイトです。1 click applyという機能が付いており自分で作成したプロフィールを直接送ることができます。このウェブサイトの強みは時に雇用者側が個人的にメッセージを送ってくれることがありそこから直接やり取りをしたり仕事へ応募することができます。

ZipRecruiterサンプル
ZipRecruiterサンプル

Job Bank

Job Bankはカナダの政府が運営する就活サイトでIndeedと同じく職種、場所を選択することで探すことができます。カナダの仕事を主に扱っており審査が必要なため信用性の高い仕事が多くあるのが特徴です。登録にはSIN(Social Insurance Number)が必要で、カナダでフルタイムの仕事を探す場合において安定しているといえます。

Craigslist

CraigslistはアメリカのEbayの子会社で自由に投稿できるウェブサイトです。特に就活に特化してるわけではなく部屋やアパートを探したり、安くものを買い取ったりすることができるプラットホームで仕事を募集していたりすることもあります。

市を設定するだけであとは調べたいものを調べることができる便利なウェブサイトですがこのサイトへ投稿するのは無料でできるため、仕事を他サイトで募集かけても集まらなかったポジションやお金をかけたくない会社など、少し信用や安定にかける場合もありますが、仕事の種類は少なくなく今すぐ何かしたいという場合は、こちらを利用するというのも手ではあります。

レジュメやカバーレター、面接の練習をしよう

上記のサイトで仕事へアプライするためには、レジュメ(履歴書)や時にはカバーレター(サポートレター)を書く必要があり、こればかりは何回も書いて練習を重ねていくほかありません。留学先の先生や就職サポートに添削やアドバイスをもらうなどして改善していくことをおすすめします。

レジュメの書き方はこちらにて手厚く紹介しております。

基本的にカナダはデジタル化が進んでおり、手書きをすることはほぼなくパソコン上で行えるので労力は日本に比べると少なくはありますが、カナダには新卒が一気に就活するという文化はないため、いろんな人が様々なタイミングで仕事探しをするので倍率が非常に高くなったりする場合があります。

デジタルマーケティングなどでは150-200名ぐらいが1つのポジションに応募することなど少なくありません。レジュメやカバーレターが通った後には英語での面接が待っているので、面接対策は日本以上に行う必要があります。

カナダの会社で面接を50回ほど受けた経験から、英語での面接突破方法をこちらで解説しているので興味のある方はのぞいてみてください。

カナダでフルタイムの仕事をいただくまでのはそれなりに根気が必要ですが、海外で働くということはなかなか味わえる経験ではないので、カナダに留学、ワーホリした際にはボランティアやバイトなど1度チャレンジしてみることを推奨します。

こちらのカナダでの就活方法が参考になればぜひシェアしてください。

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