バンクーバーの金曜日はパブを楽しもう
金晩といえば何をしますか?カラオケに行く、レストランへ行く、居酒屋でお酒を飲む、家族や恋人との時間を大切にする、皆さんいろいろな過ごし方がその人生にあるかと思います。日本では選択肢がかなり多く何をするか迷うほどだと思いますが、海外やカナダではどうでしょう?カナダでは金曜日の仕事終わりや学校終わりにはパブと呼ばれる日本の居酒屋のようなお酒を飲むところへ行かれる方が多数だと思います。今回はカナダのパブライフとバンクーバーのおすすめパブを紹介します。
居酒屋とどこが違うの
カナダのパブと日本の居酒屋ってどう違うのって割と気になるかと思います。実は日本にもそれらしい店は大阪や東京などの都市部には割と存在しており海外気分を味わうことができますが、1番身近な例で言うと日本の大規模なチェーン店である英国HUBという店がかなり海外のパブに似ています。基本的にカナダでお酒をメインに飲む場所はバーかそのパブというところしかありません。
日本の居酒屋と違うところはまず証明が割と暗めなところが多く雰囲気ががらりと変わります。居酒屋がワイワイと明るい場所で飲む大衆酒屋のような場所だとするとパブはデートとしても使えたりパーティにも使えたりするおしゃれさやテーマをより明確にした場所です。中にはビリヤードやダーツが置いてあるところもあり客同士で楽しむことができます。音楽も日本の居酒屋より大音量で流れており、クラブまではいかないまでも割と大きめの声を出さないと大人数で来た時は声が通らないくらいの音量だったりします。
あとは食べ物が細かいものを何種類も頼むというよりかはナチョスやチキンウィングなどの大きなお皿の前菜(Appetizer)を頼んでメインを1人ずつ頼むといったスタイルになります。ちなみに価格帯は居酒屋に比べてかなり高くビール1杯で5‐8ドルくらいするなど日本のようにたくさん飲むなんてしてしまうとお酒だけで5千円なんて余裕で越えてしまうので注意が必要です。
といってもカナダのビールは日本のビールとは違いクラフトビールを置いているところが大多数でのどごしよりそのビールの独特の風味や味を楽しむ飲み方が主流です。
Vancouverのパブ文化
仕事終わりの金曜日、海外の華金は日本で見ていたものと違う景色が見れます。カナダは基本残業することはないので早い時間だと3時に仕事を切り上げて友達とパブヘ向かいます。スポーツパブやアイリッシュパブ、それとも学生や若い人が集まるようなパブでワイワイするなどその日の気分で決めれますね。お気に入りは少しバンクーバーのダウンタウンから外れたハンバーガーがおいしいパブへ出むき、4人ぐらいでビールやカクテルを囲みリラックスした空間の中で他愛のない話を延々とすることです。
その少し暗い店内では周りを気にすることなく自分たちのペースで楽しめるのでいろいろな話をしたいときにおすすめです。大きなハンバーガーを頼み、その店おすすめのクラフトビールを20オンス頼みワイルドなカナダのアルコール文化を楽しむのが海外の醍醐味です。
時には他のお客さんと友達になるのもありでしょう。カナダではスポーツ観戦というのは趣味の1つとして確立されているぐらいスポーツ好きで、スポーツパブに行けば店のいたるところに大きめのスクリーンにいろいろなスポーツが映し出されており、カウンターに座るならば好きなNBAの試合を見ながら隣の人と話しながら観戦することもできるでしょう。
カナダではアイスホッケーの試合の日はパブへ出かけてお客さんみんなで応援することも良くあります。店員も基本フレンドリーでいろいろ話しかけてきたりしてくれるのですごく一体感を感じます。夏は10時まで沈まない夕日を見ながら飲むビールや冬は火のそばで飲む暖かいカクテルやワインなど季節によっても違う一面がありどこへどのタイミングで行こうとバンクーバーのパブで楽しめないことはあり得ません。
パブでは珍しいビールを数種類おいているところも珍しくないので1つのビールじゃなくて数種類一気に試したい場合は店によっては試し飲みみたいな感じで写真のように何種類か一気に頼むことができるのもカナダのパブの強みです。カナダはクラフトビールがかなり有名でバンクーバーだけでも蒸留所が20近くあったりとするので好きなビールを見つけましょう。もし、5時ぐらいなど少し早めにパブへ行けるならぜひ行ってみてください。
カナダのパブではだいたい3時から6時ぐらいの間でHappy Hourをやっているところがあるので少し安く飲むことができる上に何より少し早い時間から飲むお酒ほどおいしいものはありません。
しかし注意が少し必要で、カナダの物価、特にレストラン等は日本に比べるとかなり高く、それプラスカナダのチップ文化で金額がとんでもなくなることがよくあります(笑)
バンクーバーのおすすめパブ 3選
Vancouverには星の数ほどパブがあるので初めて来た際にはいろいろと迷うかと思います、ですのでこれから紹介するパブを試してみて自分が好きなタイプのパブを発見してみてください。
BLARNEY STONE
Blarney Stoneはバンクーバーのガスタウンにあるかなり広めのアイリッシュパブです。そもそもガスタウン自体がイギリスのようなレンガ造りでその中にある薄暗くグルーヴィなパブは海外好きにはたまらないパブです。
お酒の種類もアイルランド系統が多く伝統的なイギリスのパブという感じがします。パブにはビリヤード台が置いてあったりテレビがいたるところに設置してあったり非常に楽しめるパブです。こちらのパブでは生演奏やDJなどのイベントをよく行っているためか金曜土曜は客で活気づいています。イギリスのような雰囲気が好きな人におすすめなパブです。
ALIBI ROOM
Alibi Roomも同じくガスタウン内にあるパブで、なんといってもこちらのパブは50種類近くのビールを常に用意してありビール好きにはこれ以上ないパブです。そしてこのパブは料理もかなりおいしい。バンクーバーにはおいしいバーガーを食べれるところがたくさんありますが、こちらの店のバーガーもかなりおいしくビールとの相性が抜群です。
CACTUS CLUB
Cactus Clubはカナダのチェーンのパブですがなんとこちらのお店はバンクーバーのサンセットビーチの真上でオープンしております。名前の通りサンセットビーチは夕日が見れるビーチなのですが、バンクーバーの夕日は日本で見るものとはまた違い、都会のすぐ隣にビーチが存在し、バンクーバー中をオレンジに染めるその夕日はどれだけ疲れていても1瞬で忘れてしまうほど美しいです。
その夕日を見ながら飲むお酒がおいしくないわけがありません。バンクーバーに来た方はたいてい夏にそのお店で食事をしてから、カナダに住むことを考え始めるかと思います。夏の10時ごろまで夕日が見えるビーチで涼しい海にあたりながらカクテルと大きなお肉でも食べるならばカナダでの楽園生活がそれだけで完成してしまいます。
バンクーバーへ来たら1か月で初めに5店舗ほどパブの雰囲気を味わってみてください。
そしてバンクーバーで週末に良いパブを探している方はこちらの投稿をシェアしてください。