カナダの生活費ってどのくらい？
カナダへ初めて留学されるとき一体いくらくらい生活費がかかるのか気になりますよね。カナダの物価や税金、保険など日本とシステムそのものが違ったりするので日本と同じくらいと考えると予算に合わず予定が狂うこともあるでしょう。今回は経験から1か月で大体どのくらいカナダの生活費がかかるのかをまとめてみました。
British Columbia州とAlberta州による経験となりますので他州ではすこし異なる可能性があります。
カナダはその住みやすさや文化から日本人から好まれがちで、カナダで1人で留学する人は実際かなり多く大体のプロセスは1人で簡単にできることも多いのですが、初めは何が必要でいくらかかるかわからないと思います。
１か月の カナダの生活費
家賃
カナダで学生として生活するときはほとんどの方がシェアハウスという形で住むことになると思います。カナダは、特にバンクーバーは家賃が非常に高いことで有名で、基本的にアパートの1部屋だと、$1500‐$2000くらいかかります。
学生にはその額を毎月払うのは少し無理があるのでシェアハウスを選んでいるみたいですね。
シェアハウスも家賃は様々で安いところは＄400くらいから存在するところもあったり高いところで＄1200みたいなところもあります。シェアハウスは1つの家をほかの学生や社会人の方と2人から4人程度で共有するのですが、その家を所有しているLandlord(家主)がいるため、トラブルを避けるためにも内見をしっかりするなどし、選ぶときには注意が必要です。
1か月＄400程度のシェアハウスではwifiや光熱費、その他もろもろが含まれていなかったり、大家さんの言いつけが厳しかったりなどやはり値段相応の代償があると考えていいでしょう。
基本的なシェアハウスではwifiや光熱費、調理器具などすべて含まれており、中にはお米を大量に買ってきてくれたり消耗品は大家さんが買ってくれるなど大当たりな場所も存在するため、初めてカナダで住む際は初めから何でもそろっているシェアハウスを選ぶといいでしょう
日本の留学生が選ぶ家賃の相場は＄600ー＄850程度でありダウンタウンに近かったり、部屋が広いほど家賃が高くなる傾向にありますが、カナダは交通機関は比較的発達している方なので、重視すべきは周りにスーパーなど揃っているかだと思います。
カナダでシェアハウスを探すには、以前カナダで仕事探しにおすすめのサイトで紹介したCraigslistを活用するといいでしょう。Craigslistの特徴は場所や家賃などをマップで見ることができるので好きな位置や金額を選べるほかに、ルームメイトは外国人になりやすいので英語を使用する機会が多くなることです。カナダは世界でも珍しい多文化国家なので、違う国の人たちとお出かけしたり料理を振舞いあうなど特典はたくさんついてきます。
もう1つのサイトはJP Canadaです。こちらは日本人向けのカナダ情報提示版となっており、バイト先やシェアハウス先の投稿がたくさんあります。特徴としてはやはり日本人向けにWebサイトが作られていることからも、ルームメイトが大体日本人になることです。
初めての海外で英語に自信がない場合は、JP Canadaで見つけた家で住むことで日本人の大家さんから色々教えてもらったりできるのでおすすめです。
カナダの食費
食費といっても人によってさまざまだと思います＄200使う人もいれば＄300使う人もいます。しかし学生にとってカナダでバイトをバリバリすることは初めは難易度が高いので、できるだけ食費は抑えるかと思います。カナダはスーパーの種類が多く場所によっては同じ物でも倍ぐらい値段が変わるなんてこともあります。
そこで留学生におすすめのスーパーマーケットはWalmart、Nofrills、Safewayあたりです。
これらは独自のブランドを展開しておりパスタでも1キログラム1ドルで売っていることがありお金をセーブするにはもってこいのスーパーです。特にWalmartやNofrillsは安さにこだわっているため肉や野菜なども比較的値段が抑えられていたり、日によって変わる特売ではパン20切れが1ドルで売ってたりと抑えようと思えばいくらでも抑えることはできます。
こちらの記事でバンクーバーでの食費の抑え方を紹介しています。
そして日本人の主食といえば米ですよね。海外で米といえばタイ米など日本のもっちりした米とは全く違うものを想像するかと思いますが、実は日本の米は割とどこでも買えます。もちろん日本から輸入している場合もありますが、多くはアメリカで日本の米を模倣した米で値段もかなり安く、場所や季節によって変わりますが7キロ弱の米が$12－20で買えます。
カナダで学生時バイトをしていなかったとき食費を抑えるためにWalmartで安い食材を買い、米やパスタを主食にカレーを作ったりと日ごろから料理をすることで実際かなり抑えることができ、一時期は3食しっかり食べて、一か月あたり＄80－＄100に抑えることもできました。お金を稼ぐようになってからはいろんな料理に挑戦などで、すこしいろんな食材やスパイスなどを買ったりしています。
あるバンクーバーの調査によると平均で$360近く毎月食費に消えるとありますが、人それぞれな上によほど高いものを買わなければそうはならないかと思います。
大体の方は$200くらいだと思います。
娯楽費
せっかく海外へきているわけなので、外食やアクティビティをしないのは損ってことで娯楽費です。実はカナダで娯楽費はあまりかからない方だと思っていて、日本のようにお金を使って遊ぶ場所がたくさんあるわけではないです。週に1,２回あるかないか程度の外食(1回あたり＄20－＄50)と服を買ったりしたり少し遠出をするためのフェリーに乗る等で使う程度で、個人差によりますがあまり娯楽費高くはないかと思います。
暖かい時期はハイキングやビーチでだらっとしたり冬はスノボへ行くかご飯食べに行くか程度しかないのでパーティもホームパーティにすればかなり抑えられ＄300もあれば十二分に遊べるかと思います。
交通費・保険
カナダは交通費が意外と安く、バスと電車のチケットを共有しており、州によって料金が異なりますが＄2,5から＄3払えば1時間半以内であれば何度でも乗ることができるので近場に行く場合は少しそんでも遠くへ行く場合はかなりお得になっています。
毎日バスへ乗る用事がなければ特にバスパスを買わなくても問題ないですが、学校が交通機関を利用しないと行けなかったりする場合はバスパスを買うことをお勧めします。こちらもまた州によって変わりますが1か月あたり＄100くらいでそれを持っていると電車バスは乗り放題なのであらかじめ決められたZone(区間)内であればどこでも行けます。
カナダの保険はMSPと呼ばれる保険に加入し学生は毎月＄75となります。就労ビザや永住権、市民権を持っている人は無料で入れるのでその方たちは実質カナダには無料の保険があるのと同じです。
ただ医療は崩壊気味です（笑）
カナダでの１か月の生活費 まとめ
カナダでの1か月の学生の費用はおおむね、
家賃(＄600－850)＋食費(＄100－200)＋娯楽費(＄300)＋保険・交通費(＄75－175)＝合計(＄975－1525)
あたりに収まるかと思います。もちろんこれ以上抑えることも全然可能ですし、超えることもあるかと思います。あくまでも目安程度で思っていてください。
仮に1人暮らしをするなどでアパートを借りるとなると、BC Hydro(光熱費)やWifiを自分で払わなきゃなるのでさらに出費は増えることかと思います。光熱費自体は1か月で１人だと＄20ドルくらいなのですが、Wifiが少し高く＄50－100する場合がありますので、1人暮らしは職が安定するまであまりお勧めはできません。
そしてカナダで電話番号を持つのであれば、プラン選びも大切です。まぁ短期での滞在であればなくても問題はないですね、こちらの記事でカナダで最も安いケータイプランについて紹介しています。
カナダで留学する場合週に20時間まで働くことができるのである程度セーブしながら働くなら貯金もできるかと思います。カナダで勉強する際はバイトをすることも考えてみてください。
初めてカナダへの留学際にはホームステイがおすすめで、食費と家賃がまとまっていたり家具を買わなくても良いことから、機会があればホームステイをチェックすることもお勧めします。
どうですか？日本に比べると生活費は高いと思いますか？私の毎月の出費を参考にしたい方はこちらでかなり細かく書いていますのでぜひ参考にしてみてください。
みなさんの意見を教えてください。
そしてこちらの記事でカナダに住むならば知っていて損はないライフハックを紹介していますのでぜひのぞいてみてください！
