カナダの祝日って何日あるの?
カナダへ留学や仕事をしに来るとなるとふと気になることがあるかと思います。それは祝日です。日本は祝日はある程度認知できているし学校も仕事も休みになることからうれしい日だと思いますが、カナダの祝日はどうでしょうか?一体何日あるかとか気になりますよね。ってことで今回はカナダの祝日について紹介していきます。
カナダの祝日日数
早速本題ですがカナダはいったいどれほど祝日があるのでしょうか。よく聞くのは日本に比べると海外は祝日が全然ないとかあるとか。。。実際は日本って祝日がかなり多いみたいで国に制定されている祝日は16日あるみたいですね。
組み合わせによってはGWのような超大型連休があったりと日本は祝日が多いことで有名です。
一方、カナダの祝日は11日しかありません。
日本に比べると6日も少ないんですよね。これって学生や社会人にとってかなりデメリットであると言えるでしょう。日本ではほぼ毎月1回は祝日がある感じでカナダは祝日がない月がある、そんなイメージです。
それではカナダの祝日(2022年)を見ていきましょう。日本の休日と比較してみてもいいかもしれませんね。
- New Year’s Day Jan1
- Good Friday Apr15
- Victoria Day May23
- Canada Day Jul1
- Labour Day Sep5
- Queen Elizabeth’s funeral Sep19
- National Day for Truth and Reconciliation Sep30
- Thanksgiving Day Oct10
- Remembrance Day Nov11
- Christmas Day Dec25
- Boxing Day Dec26 (週によってはStat Holidayではない)
実は9月にあるNational Day for Truth and Reconciliationは2021年に新しくできた休日でカナダの先住民族への敬意と追討を表した日となります。こちらはカナダの歴史や文化が少し関係しているため少し調べてみてください。
これらの祝日のいくつかは日にちで制定されているわけではなく、4月15日のGoodFridayのように4月の第3金曜日は休みといった祝日もあります。こちらの金曜日がお休みなのはこの次の月曜日がイースターのためお休みです。なぜアメリカのようにイースターの日を休みにしないか意味が分かりませんがただただ遊ぶための金曜日となっています。
ちなみに州によって一スターが休みになっていたり、会社によって変わるなど実は結構曖昧だったりするのがカナダの祝日です。基本はこれらの10祝日はサービスを除いた会社、学校は全て休みになります。
カナダの祝日には種類がある?
カナダはこれら10の国が定めた祝日以外に州や文化によって独特の祝日がカナダ中に存在します。詳しくはこちらの外部サイトをご覧ください。
例えば先ほど紹介したイースターはバンクーバーのあるBC州では祝日ではないのですが先住民の方が多い他州では祝日だったりアルバータでは祝日にしてもいいよ、みたいな会社ごとで決めたりもできます。
基本的に先に紹介した10の祝日はStatutory Holiday通称StatHolidayと呼ばれており国民は基本休みでこの日に働くと給料が1.5倍だったりするのですが、他の祝日は州やローカルによって変わるため、StatHolidayとまた扱いが変わってきます。ほかの州では休みにならなければ給料の増加もありません。
それらのローカル祝日は文化や宗教によって制定されているので、宗教関係で家族でイベントがあるとかでならば休めるのかもしれませんね。
ややこしいことに会社によって休みにするかなど意見が分かれているので働く場合は注意が必要ですね。これらの祝日に加え大晦日は海外では祝日扱いされていないことが多いですが、そもそも働きたい人などいないので休みの会社は多いです。
祝日はみんな休むの?
基本会社で働いている方はカナダの祝日はみんな休みます。カフェやレストラン、バスなどのサービスは動いていますが基本それらは土日時間、もしくは更なる時間短縮をしたりなどと基本的にこちらのビジネスは祝日には止まりがちでみんな働きたくないです。
ちなみにクリスマスなど大切な日に働いた方には振替で休日を与えられることが多いです。
特にバンクーバーの祝日はその前日から有休をとる人も多く4日の連休を作り出しビーチでのんびりする人が多いです。
実はこれはカナダの良い特徴でカナダの人は休むことに対してなんの迷いもありません。日本は有休消化率がかなり低かったりするのですがこちらは有休は基本絶対に使い切りさらには半日だけ働くなどのFlexDayなど働くことに対しての義務感がないので、かなり休めます。
そういった面では祝日日数が日本より6日ほど少なくても、会社によれば日本よりも休めるかもしれませんね。
ただカナダの祝日は基本どこも閉まりがちなので特に学生や、遊びに行こうとする人には注意が必要です。
祝日のカナダの過ごし方
基本祝日のカナダ土日と同じで、時短や営業していないことがよくあるのでお昼ごろから活動することをおすすめします。友達と昼ぐらいからカフェへ行ったりブランチを食べに行ったりとのんびりする日だと思ってください。
遠出したい気持ちもわかりますが祝日は交通機関が弱いので遠くに行き過ぎた場合帰るのがすごく面倒になることがあります。1度過去に祝日中にバンクーバーアイランドという島に出かけ、最後の便が午後8時とかでもう少しで帰れなくなるなどありました。
カナダの祝日のほとんどは家族の日という印象もあります。サンクスギビング、クリスマス、BC州などにある家族の日、などこれらの日は外に出ず家で家族との時間を大切にする日なのでほとんどのビジネスは閉まっていたりします。
カナダの祝日は思ったよりすることがなく、休日は昼から飲みに出かけたり、ハイキング、もしくは夜にクラブに行くぐらいしかありません。
特にクリスマスに関してはスーパーマーケットすら空いておらず、カフェ、ファストフード店などどこも開いていなかったりするので、1人でカナダに来ると本当に1人ぼっちになることも多く、カナダのほとんどの学生は自分の国に帰るので意外とさみしい日だったりもします笑
カナダの大学の寮に住んでいたこともあるのですが9割の学生は冬休みには帰ってしまっていて、基本クリスマスをカップルの日だと思い込んでいる国の人しか残らないのでかなり暇なのは間違いないです。
こちらの記事にて留学生のカナダでのクリスマスの過ごし方を紹介しています。
このような感じでカナダの祝日は日本に比べると少ないですが、会社で有休をとりやすかったするのでのんびりと過ごすといった面ではカナダのほうが良いといえますが、祝日はみんなの休みたい欲が強いため、日本のようにどこも開いていて便利というわけではないので、現地人として過ごしていなければ割と暇になりがちです。