カナダ現地の会社で"1年で年収100万アップ"させるためにしたこと

カナダ現地の会社で1年で年収100万アップさせるためにしたこと

以前カナダでは給料を簡単に交渉できるという記事を書いたのですが、現在私が働いている会社でちょうど1年ほどたったので、社長室に乗り込み給料交渉をした結果、1年で100万円以上年収が上がりました。もちろんただでは上がらないので私が何をしたかを少し書いてみようと思います。誰にでもできるわけではありません。私は基本運がいい人間なのでこれに関しては運が半分ほどだと思っています。それでも海外の会社で給料を上げたいと思っている方はいると思うのでぜひ参考にでもしていただければ…

日本でまともに働いたことがないので何とも言えませんが、多分日本ではできないので日本で給料を上げたい方は見る記事を間違えています(笑)

カナダで100万円給料を上げるためにしたこと

1. 1年間働く

会社に入る段階で給料を交渉する場合を除いて、入ってから給料を上げるには貢献度が大切です。カナダでは半年ごとに成果に応じて給料アップを申し出ることが多いので、半年、1年は待った方が無難です。

まず1年働くとその会社の大半を知ることができるかと思います。そこで1年たった人はいくらスキルがあろうと、新しい人と取り換えるのは雇用者目線で言うとめんどうなのです。

少しくらいわがままが通らないだけですぐ新しい仕事を探すのがカナダの文化。それを利用しない手はありません。

1年間働いて、それなりの信頼を得ると雇用者の財布は緩む、そう思ってみたところ正解でした。

2. スキルをアピール

コロナ以降カナダの現地の会社で1年間生き残ることは少し難しくなりました。レイオフなる一時解雇が多くなって生きてすぐに首にされてしまうのですが、スキルさえあれば生き残りやすくなります。

私の作戦はまずスキルで周りより優れていることを証明するために、様々なマーケティング戦略などを立てたり、売り上げを上げたり、プレゼンをしました。

そうすることで給料をはらってまでおいておく価値があると思わせることが必要だったからです。基本すべての人間は入れ替えても何ら問題がないのが世界ですが、小さな世界ではその人でないと駄目な場合が実は多いのです。

つまりマーケティングなどすべての情報をチームにシェアしないことで必要と思わせる必要があるのです。

そして現在タスクの独占化状態を作っているので、ほかの人にもできないので優遇しないと会社が苦労するかもしれないという印象も与えれます。

3. リーダーシップを見せる

そして仕事ができると、カナダでは自主性が求められてきます。例えば日本ではマイクロマネジメントが多いと思うのですが、カナダではかなり少ないように思います。

つまり最低限の情報で最大の成果をもらうために、周りの人間とうまく動いて会社を機能させる必要があるのですが、必ず誰かが要所要所で指揮を執る必要があります。

自分の考えをしっかり言語化して、周りのスペシャリストに質問などをして全体的なプランを立てて、うまくチームとして働く、それだけでいいのです。

言われた仕事をするだけの人間は世の中たくさんいますが、自主的に動き出せる人間や周りへ働きをかけることができる人間は希少です。

いつの間にか周りから頼られるようになります。

4. 仕事をもらいに行く

スキルがあって、リーダーシップもあるのであれば、おそらく他の人がめんどうでしていないことや、余っている時間がかかるタスクをもらいに行けることでしょう。

仕事全体の流れを理解していれば、基本どこかに穴があるので、それを見つけてこれやりますって持っていくと仕事をくれます。

このほかの人がしていない仕事をすることが給料アップに一番大切なのです。

そして指揮を執って仕事をもらって、をリピートするといつの間にか会社でかなり重要な人材になっていることが多いです。

5. 自分の価値を知る

その会社に必要なスキルがあって、周りを引っ張っていける。そして会社のために必要なことをしてくれる人は会社側からすると本当に助かります。

これを続けていたために2年目になった途端にそのユニット全体のマネージャーになりました。

ここにきてやっと給料アップを考えることができます。つまりスキルとポジションがあれば、給料がより高い違う会社で働くこともできるのです。

ジョブポスティングサイトをみて、今の自分のタスク内容やポジションの平均給料を知って、よりもらえることがわかれば今すぐにでも給料交渉に行くべきです。

なぜなら気に入らなければやめていい方へ動けばいいからです。

カナダの労働環境はあくまで自分の要望を中心に考えることが大切なのです。日本ではこのムーブは無理ですよねきっと(笑)

特にやめるぞという脅しをかける必要もありませんが、自分のしているタスク内容や平均給料をドキュメントにまとめて社長と話す。それだけでいいのです。たいていの確率で上がるかと思います。

結果

結果としてベースペイが50万円上がったのと+でセクション全体の利益の数%がコミッションになる契約に持ち込めたので実際はコミッションだけで年に100万円以上もらえるのですが、1年で年収アップに成功しました。

ちなみにマネージャーにも昇進しました。こちらの記事でカナダのマネージャーの1日のスケジュールについて紹介しています。

人が少ない会社の上に、スタートアップなので運要素もかなり強いですが、カナダではその人の価値が高ければ高いほど給料も上がりやすいので、会社にとっての価値のある人材になる動きをすれば、年収は確実にアップします!

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