バンクーバーの図書館を最大限に活用しよう!読書以外に活用する方法!
バンクーバー図書館(VPL:Vancouver Public Library)を一度は訪れたことはあるのではないでしょうか。VPLはバンクーバーの公立図書館で、21の支店があります。ダウンタウンにあるVPLのセントラルライブラリーには、日本語の本も置かれています。英語学習のひとやすみに日本の書籍を気軽に読める環境はありがたいですよね。このように本の貸し出しはもちろんのこと、地域社会の学びと交流の場として機能しています。図書館は豊富なリソースと多様なプログラムを提供しており、活用次第で生活がさらに豊かになります。このブログでは、あなたの目的に合った図書館の使い方を紹介します。
目的別バンクーバー図書館の活用方法 4選
こちらの記事では普段なかなか知ることのない、バンクーバーの図書館で何ができるか目的別に紹介していきます。
もし初めてバンクーバー図書館へ訪れる方は、フロンテデスクにてカードを作ることをおすすめします。カードがあると貸出だけでなく、プリントや他のサービスも使用できるようになります。
1. 自習学習を集中できる環境で行いたい方
VPLでは会議室やスタディスペースを活用して、勉強や仕事をより集中して行うことができます。自宅では集中して学習を進められない…カフェで勉強する出費を抑えたい…そんなお悩みの方には図書館での学習がおすすめです。
特にセントラルライブラリーは各階にスペースがあり、多くの学生や社会人が利用しています。無料のWiFiやコンセントもあり、パソコンなどで作業をすることも可能です。支店によっては部屋を予約してグループでの利用ができるところもあります。自習ができるような机と椅子が用意されていない場所もあるので事前に確認してみてください。
パズルやボードゲームがある場所もあり、勉強の合間に息抜きをすることもできます。冬のレインクーバーでは外遊びができないため、友達と時間潰しに遊んだことがあります。セントラルライブラリーの8階には、カードゲームやワードゲーム等、種類が豊富で面白かったので一度のぞいてみてください。
2. キャリア支援、就活サービスを探している方
実はVPLではレジュメの添削など仕事探しを手助けするようなイベントも開催されています。日本の履歴書とカナダの履歴書では書き方が異なるので、このような場で学べるのは仕事をゲットするのに近道になるかもしれません。
キャリア支援イベント:レジュメの添削など仕事探しを手助けするようなイベントも開催されています。日本の履歴書とカナダの履歴書では書き方が異なるので、このような場で学べるのは仕事をゲットするのに近道になるかもしれません。
プリンターとスキャナーは全支店に設置されています。プリンターには図書館のカードがあれば有料で印刷可能です。仕事探しでドロップオフする際にレジュメを用意することができますね。ちなみに…バーナビー図書館(BPL:Burnaby Public Library)でカード登録していれば無料で印刷することもできます。
ちなみにNeighbour Canadaもレジュメの書き方について紹介しています。
3. アクティビティや趣味を探している方
バンクーバーは娯楽が少なく、暇を感じていませんか?時間を持て余している方や新しい趣味・出会いを探している方は図書館開催のイベントに参加することをおすすめします。読書会やセミナー、ワークショップなど多彩なイベントが開かれています。今回は一部を紹介します。
英会話練習:スピーキングを練習することができます。平日の昼間に開催されているため、参加者はお年寄りだったり同じ留学生だったりするかもしれませんが、貴重なイベントですね。
ムービーナイト:大きなスクリーンで映画鑑賞をするイベントもあります。バンクーバーの夏は日没の時間が遅いため、夜まで楽しむことができます。
それぞれの支店やオンラインで、イベントはほぼ毎日開催されているようです。事前に参加登録が必要になるものもあるので、公式サイトで確認してください。また、図書館からのニュースレターに登録することをおすすめします。新たなイベントがある際に見逃しを防ぐことができます。
4. Eラーニングなどでスキルアップしたい方
電子書籍はもちろんオーディオブック、オンラインラーニングなどのリソースがあります。英語学習をさらに進めたい、専攻のプログラムの学習を深めたい、新たなスキルを身につけたい、そんな方に紹介したいサービスです。VPLのアカウントを作成すると、デジタルリソースを活用することができます。特に、おすすめはLinkedIn learningとIELTSの学習教材です。
VPLアカウントからLinkedIn learningを使用すると、通常有料のオンラインコースを無料で利用することができます。IELTSのAcademicとGeneralのどちらにも対応しており、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4つの技能のテストのチュートリアルを受けたり問題を解いたりすることができます。
有料の学習を始めるのはハードルが高いので、このようなサービスは気軽に始められますよね。
まとめ
図書館のさまざまな魅力の再発見のお手伝いはできたでしょうか。ぜひアカウント登録をしてオフラインでもオンラインでも有効活用をしてみてください。今回はVPLのみの紹介でしたが、バーナビーやリッチモンド、ニューウェストミンスター、コキットラムにも公立の図書館があるのでお住まいの近くの図書館も探検してみてください。