全てにYESと言わないで!ストレスなく上手にNOと断るには?

英語でストレスなくNoと断るには?

仕事や学校などで自分のキャパシティを超えたタスク等を回されることは珍しくありません。特に我々日本人は頼まれたら断れない性格で有名です。しかしすべてにYESと答えていたら身が持ちませんし海外では意見のない人間と思われてしまいます。そこで今回は海外でしっかりNOと断るために必要なことを紹介していきます。

なぜNoと言いづらいのか

実はNoと言うことが苦手な人はどこの国にもたくさんいます。私も得意ではありません。

そもそもなぜNoと断ることが苦手なのでしょうか?少し考えてみましょう。

  • がっかりさせたくない
  • 争いになりたくない
  • 期待にこたえたい
  • 機会を逃したくない

大体こんなところでしょうか。おそらく大抵の方はこれらの理由に当てはまるかと思います。せっかく頼んでくれたのにNoといえば自分が仕事できないやつ、やる気がないやつだと思われてしまうことを恐れ、たいていの人はYESといいますがそれは少し間違いです。

なぜなら頼んだもの勝ちになってしまうからです。給料を上げるためなど意図的にYESということ以外は決していいものではありません。

そしてYES Manに影響されてかNoを言わないことで思わぬ機会が舞い込んでくる、それを考えている方は考え方を変えてみましょう。雑用をしてもその良い機会は訪れずらいのでそれはNo、しかし遊びに誘われたら新しい出会い発見があるかもしれないからYESと可能性で分けてみてはいかがでしょうか。

NOと断るメリット

そもそもNoと断ることは悪いことではありません。むしろNoを選択するほうが結果的によくなることの方が多いのです。

例えばNoと言うことで

  • 1つのタスクに集中して取り組めるため、生産性が上がりやすい
  • キャリアのためにしたいことを追求できる
  • ストレスを減らすことができる

特に最後のストレスを減らすことができるというポイントは大切で、できない量の仕事を引き受けてストレスを抱え続けると自分にとって取り返しのつかないダメージを負う危険性が出てきます。ストレスは本当に体に良くないので何よりも自分を優先的に考える癖をつける必要があります。

YESと言い続けるデメリット

そしてYES Manのデメリットとは何なのでしょうか。個人的にはYES Manの方が暇が少ない人生で、刺激は多いので楽しいのですが長期的に見ると周りに迷惑をかける可能性さえ出てきます。

Yesを言い続けてタスクを増やす、そうするともともと与えられていたタスクが不完全だったり、自分の中の目標までの道のりが長くなることがあります。

そうなってくるともはや人の頼みを聞いて自分の評価や価値を下げる意味がなくなります。忘れてはいけないのが物事にはすべて優先順位があります。

先に終わらせるタスクをしてからであればYESと言ってみてもいいでしょう。

そしてYesと言い続けると都合のいい人間と思われやすいです。海外での健康的な関係はお互いにNoと言い合えてこそです。

Noと言う方法

Noと頼みを断るのは難しい一方、いずれは必ず身につけなければいけないことです。少しでも断ることに慣れるために少しマインドセットから直していきましょう。

1. 頼まれたことに感謝しつつNoと断る

Noと断れない原因の多くは必要とされている、もしくは申し訳ないという理由が多いです。そんなときは感謝やケアの気持ちを伝えつつ断ることでお互いに悪い印象を与えるのを防ぐことができます。

2. はっきりする

少し気の弱い方は頼まれたときに悩むそぶりを見せてしまうため、相手からすれば畳み込めるという印象でもありますし、はっきりしてほしいと思うでしょう。Noだと思うのであればはっきりとNoという意思を見せることでむしろ信頼できる関係が生まれることもあります。

3. 長い理由や言い訳をさける

NoというためにBecause~長ったらしい説明をするとむしろ悪印象につながります。むしろI’m sorry, but I’m a little busyぐらいあっさりしている方がいいです。

4. 強くでる

基本無理な頼みを言ってくる人間の大半はあなたを利用しようとしているだけだと知ってください。中には本当に助けが必要な方もいますが。

しかしだからこそしっかりNoと言い切ることも時には大事なのです。

いつNoというべきか

次はいつNoと断るべきか。すべてにNoと答えるのはまぁ人間関係的にも良くないかもしれません。しかし確実にこれはNoという状況がいくつかあるので紹介します。

義務感を感じるとき

例えば上司が自分の仕事範囲でもないにかかわらず、無理なタスクを渡してくる時があります。日本ではあまりこの局面でNoを言えないのも文化的にわかります、が!

カナダでは特に会社より個人を尊重する社会、自分の身にならない、足かせにしかならないのであればNoといえばいいし、それが理由で解雇されることはまぁないでしょう。

それで解雇されるならその会社がそもそも悪いので早めに抜けれていいことなのです。

タスクであふれている時

仮にすごく助けてあげたい人がいてYESと言いたくなっても自分がキャパオーバーの状態であれば断りましょう。

基本他人を助けられるのは自分のことを管理できている人間だけです。自分のことが済んでいないのに安請け合いするのはお互いに損しかありません。

シンプルにNoと言いたいとき

シンプルにこれはNoと言いたいと思っているならばそれでオッケーです。したくないことをする必要は一切ないのでそれにプレッシャーを感じないようにしてください。

英語でNoの言い方集

ただNoと頭ごなしに言うのもどこか失礼に感じる日本人も多いのではないでしょうか。ということで英語ではいろいろな断り方があるので少しでも集めてみました。

  1. Thank you for thinking of me, but I’m unable to commit to that right now.
  2. I appreciate the opportunity, but I don’t feel like it’s the right fit for me.
  3. I’m flattered that you asked, but I have to decline at this time.
  4. I’m afraid I can’t
  5. I’m honored you asked me, but I simply can’t.

まとめ

Noとせっかく頼んでくれたお願いや頼みを断るのは確かに気が引けます。しかし安請け合いすると迷惑をかけるし自分にも集中できない。最も自分にとって健康的な選択肢は他者との境界線を明確にしておくことです。

できるできないにかかわらず時にはNoと断ることがよりストレスの少ない生活への一歩でもあります。

Noということに慣れるまで時間はかかるかもしれませんがこれは特に海外で住むのであれば身につけていて損のないスキルですのでぜひ取り組んでみてください。

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