カナダへの持ち込みOK/NG食材とは?
カナダ生活で最初にぶつかる壁の一つが「食生活の違い」です。ハンバーガーやピザも美味しいけれど、やっぱり恋しくなるのは舌が慣れた日本食です。
この記事では、これからカナダへ渡航を考えている方に、「どの食材なら日本から持ち込めるか?」そして「現地ではどこで日本の食材が買えるの?」という疑問を、分かりやすく紹介していきますね。渡航前は賢くパッキングして、カナダでも美味しい日本食ライフを送りましょう!
カナダ入国の食材持ち込みルール
カナダの入国審査は、食材に関してはなかなか厳しいんです。
実はカナダには BSE(狂牛病)や鳥インフルエンザなどの病気から国を守るための、しっかりとしたルールがあるんです。
基本的なルール
- 肉類・乳製品:種類や加工方法、原産国によって持ち込み条件が異なります。生肉やハム・ソーセージなどは原則持ち込み不可ですが、一部の加工肉や乳製品には例外があります。
- 加工品や乾燥食品:持ち込めるものも多いですが、肉などの動物由来成分を含む商品は特に注意が必要です。
- 申告は絶対:食品は持ち込みの可否にかかわらず、入国時に必ず申告しましょう。申告しない場合、食品の没収や罰金につながる可能性があります。
食品の持ち込み条件は、種類・原産国・原材料などによって異なります。渡航前にカナダ食品検査庁(CFIA)の公式案内を確認しておきましょう。
税関申告書(Declaration Card)
以前は飛行機の中で青色の「カナダ税関申告カード」が配られていました。
しかし、現在は 電子申告(Primary Inspection Kiosk や ArriveCAN アプリ) に切り替わってきています。
カナダのバンクーバー、トロント、モントリオールなど主要空港では、
到着後に 空港内のキオスク端末 で申告内容を入力 → レシートを受け取り → 税関に提出、という流れです。

(こんな感じのやつが税関前に設置してあります)
バンクーバーやトロントなど、主要空港ではキオスク端末を使って税関申告を行います。
一方、キオスクやeGateが設置されていない空港では、従来の紙の申告書が配布される場合があります。
また、ArriveCANのAdvance Declarationを利用すると、対象空港への到着前72時間以内に税関申告を事前提出することも可能です(任意)。
詳しくはCBSAの公式案内をご確認ください。
因みに、以前の申告書は下記の様な物でした….

持ち込みOKの食材 ~安心して持っていける食材!~
さあ、ここからが本題!実際に持ち込める食材を、カテゴリー別に見ていきましょう。
乾燥食品系 ~軽くて保存も効く優秀選手~
インスタント味噌汁
朝の忙しい時間や、ちょっと疲れた夜に、温かいお味噌汁があるだけで心がほっとしますよね。個包装のものなら持ち運びも楽ちん!
ただし、インスタント味噌汁は原材料によって持ち込み条件が異なります。特に肉や動物由来成分が含まれる商品は注意が必要です。
パッケージの原材料を確認し、渡航前にCFIAの規定をチェックしましょう。持ち込む際は、入国時の申告も忘れずに!
なお、カナダでは味噌やインスタント味噌汁を現地で購入することもできます。「カナダで味噌・インスタント味噌汁を買える場所」については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
調味料系 ~これがあれば日本の味を再現できる!~
粉末だし
煮物や汁物に欠かせない「だし」。
粉末タイプなら液体制限にも引っかからないし、お料理の幅がぐんと広がります。
カレールー(未開封のもの)
正直、現地のスーパーマーケットでも購入できるところもあります。
ただし種類もこくまろカレーやS&Bのみで、さらには輸入品なので、お値段は少々高め…
賢い保存方法・パッキングのコツ
持ち込める食材が分かったところで、今度は上手なパッキング方法をご紹介しますね。
密閉袋+ジップロック 匂いが漏れないよう、二重にパッキング。特にふりかけや海苔は、湿気も防げて一石二鳥です。
圧縮袋の活用 乾燥食品は圧縮袋に入れると、驚くほど小さくなります。スーツケースの貴重なスペースを有効活用!
持ち込みNGの食材と現地調達 ~諦めるのはまだ早い?~
「えー、これも持っていけないの?」と思うものもあるかもしれませんが、現地で手に入る代替案をたっぷりご紹介しますね。
NG例とその理由
生肉・ハム・ソーセージ
日本から持ち込む生肉やハム、ソーセージなどは原則として持ち込みできません。
一方、商業的に製造され、加熱済みで常温保存が可能な密封容器入りの肉加工品などには、条件付きで例外があります。
魚卵(いくら、たらこ、明太子)
魚卵はすべて持ち込み禁止というわけではありません。
CFIAでは、個人利用の魚卵の数量上限を1人あたり1kgとしています。ただし、魚種や加工状態などによって追加の規制が適用される場合があります。
乳製品(チーズ、ヨーグルト、バター)
乳製品も、すべて持ち込み禁止というわけではありません。
日本からの場合、ヨーグルトや低温殺菌済みチーズなどは条件付きで持ち込みが認められています。一方、バターなど対象外の商品や、非加熱のチーズについては別途確認が必要です。
乳製品の種類や原産国によって条件が異なるため、渡航前にCFIAの最新情報を確認しましょう。
ただ意外となんでも現地で手に入る
カナダは多文化国家だから、意外といろんな食材が手に入るんです。
魚介類
サーモンは本場だけあって、新鮮で美味しいものがお手頃価格で!ツナ缶も種類豊富です。
醤油・味噌
キッコーマンの醤油は普通のスーパーでも売ってます。味噌も、アジア系スーパーに行けば日本のブランドが見つかりますよ。
インスタントラーメン
これは嬉しい!日清のカップヌードルから、日本では見かけないフレーバーまで、選択肢が豊富なんです。
現地での日本食購入場所って?
さあ、いよいよ現地での食材調達スポットをご案内します。これを知っておけば、カナダでも日本食ライフが楽しめること間違いなし!
大手スーパー
Walmart
キッコーマンの醤油、寿司用の海苔、冷凍餃子など、基本的な日本食材が揃います。
Real Canadian Superstore
こちらも大手チェーン。アジア系の食材コーナーが充実していて、意外な掘り出し物が見つかることも。
アジア系スーパー
T&T Supermarket
これはもう、アジア系スーパーの王様!中華系が中心ですが、日本の食材もたくさんあります。冷凍たこ焼きや日本のお菓子まで、見ているだけで楽しくなります。
H-Mart(韓国系スーパー)
韓国系ですが、日本の調味料や麺類も豊富。キムチと一緒に日本のインスタントラーメンを買って帰る、なんて国際的なお買い物も楽しいですよ。
日本食材店
バンクーバーのKonbiniya
まるで日本のコンビニがそのまま移住してきたような、品揃え豊富な日本食材店。お弁当やおにぎりも売ってます!
こちらの記事でバンクーバーで日本食が買えるスーパーをまとめています。
トロントのJ-Town
関西系の食材が特に充実。たこ焼き器やたい焼き器まで売ってて、見ているだけでワクワクします。
まとめ
いかがでしたか?最初は「日本食が恋しくなったらどうしよう…」と不安だった気持ちも、少し軽くなったのではないでしょうか。
基本戦略はこれ!
軽くて保存が効くものは日本から持参するふりかけ、インスタント味噌汁、乾燥わかめなど、かさばらないものは持っていきましょう。
重い・液体・生ものは現地調達、お米や醤油などの調味料等は現地で購入する方が実は経済的です。
現地のスーパー巡りを楽しむ T&TやH-Martでの買い物は、ちょっとした文化体験。
カナダでの留学やワーホリは、新しい文化に触れながらも、日本の味を大切にできる、とても豊かな体験になるはずです。