ヨーロッパ旅行・滞在を楽にするアプリと持っておくべきもの

ヨーロッパ旅行・滞在に必須のアプリと便利なもの 9選

Neighbour Canadaを読んでいる大半はカナダに興味があったり、滞在している方だと思います。夏や冬、そしてホリデーシーズンになればカナダからヨーロッパに旅行する人や、海外出張、もしくは私みたいにヨーロッパに長期滞在しながら働きたいという方もいるでしょう。今回は私のヨーロッパでの滞在経験から、知っておくと便利なことや、おすすめアプリを紹介していきます。

ヨーロッパは日本から行くより、カナダから行く方が比較的近いです。そういうこともあってか、留学を終える前に旅行する方も多いです。特にトロントからは10時間以内にヨーロッパならどの国にも行けると思うので、ぜひ旅行プランを検討してみましょう。

日本のパスポート保持者はシェンゲン協定加盟国、そして他のヨーロッパに90日間ビザなしで、滞在できる権利がありますので、有効活用することをおすすめします。

それでは必須のアプリから見ていきましょう。

ヨーロッパで使えるおすすめアプリ 5選

私は海外経験が長いため、どの国でもある程度適応できるため、あまりアプリなどを使用することはありませんが、今から紹介するのはかなりの神アプリなのでぜひ参考にしてみてください。

1. Booking.com

Booking.comはExpediaと同じようなホテルやサービスさまざまな予約や管理ができるアプリです。

Booking.comの強みは、多くの宿泊先を掲載しており、いいホテルから、予算によって安いところも探すことができることです。探し方が非常にシンプルで、マップから探したり、予算や、宿泊先の設備などのフィルターによって、自分のニーズに合った物件を見つけられます。

そしてヨーロッパでは旅行する際、予算などの理由でホテルではなくアパートメントに泊まる方が多いです。

他サイトのホテルや宿泊先は高めの”いい”ホテルが大半を占めており、ハニムーンや特別な旅行としてはおすすめですが、友達との旅行や私みたいに長期滞在する際にはあまり向きません。Booking.comでは一泊40ユーロなどコストを抑えながら、居心地の良いホテルからアパートメントを探せるので、観光や生活を経験してみたい方にはおすすめです。

更にはスマホからのアクセスや、使用頻度に応じて、割引が効くことが多く、場合によれば20%Offなどもらえたりします。

気をつけること

しかしBooking.comには気をつけることがいくつかあります。

一つはPrivate Hostが運営している部屋もあることです。Booking.comには比較的簡単に宿泊先を乗せることができるため、すごい数の物件がありますが、時には個人の家のベースメントを貸し出したりしているAirbnbのような場所もあります。

特に危険というわけでもありませんが、リスクを減らすのであれば避けるのが無難と言えるでしょう。リスティングにPrivate Hostと書いているので見ればすぐにわかります。

レビューをしっかり見ること。

ホテルに滞在する方は問題ないかもしれませんが、アパートに滞在するときはよくレビューを読んで、自分に合っているか判断しましょう。Booking.comの強みとして安く宿泊することもできますが、時にはそれ相応の代償もついてきます。ですのでしっかりと調べることが大切です。

Booking.comは簡単に探したり、管理者と簡単にコミュニケーションが取れたり、利便性の面で他のブッキングサイトを凌駕しているので、ヨーロッパ旅行では必須のアプリです。

2. Omio

ヨーロッパ旅行の強みといえば、電車で色々な国に行けることです。一度入ってしまえばどの国でも電車でパスポートなしで移動できるので非常に便利です。

例えばフランスからでも、ハンガリーに行こうと思えば全然可能です。

しかし移動手段のあまりの多さにGoogleMapやブログなどから入手できる情報が的確でない場合も多く、20ユーロで移動できるところを100ユーロ払ってしまったなどもよくあります。

しかしOmioを使えば、バスや電車、飛行機など状況に応じて最適なルートや値段、スケジュールを提示してくれるので、持っていると非常に便利です。

その気になれば、今日違う国に日帰りなどで行けますが、前もって電車のチケットを買っておくと安くなるのでおすすめです。電車にもいくつか種類があり、中でもRegioJetの電車でかなり安く、国々を移動できます。

3. RyanAir app

ヨーロッパ旅行をするのにRyanAirを知らない人はいません。RyanAirはヨーロッパ随一のLCCであらかじめチケットを買っていれば、20ユーロなどでロンドンからイタリアに移動できたりします。

しかしRyanAirは移動自体は安いものの、様々なところで料金が発生します。リュック一つ以外には全てお金がかかります。そしてなんとボーディングパスを空港で印刷するのにもお金がかかるのです笑

ここで出番なのがRyanAirのアプリ。アプリ内では事前にチェックインもできますし、ボーディングパスも無料です。そして飛行機の遅れなど、関することは全て把握することができるので、必ずダウンロードするべきアプリの一つです。

Skyscannerをヨーロッパで利用すると、95%くらいの確率でRyanAirが一番安い選択肢になるので、結局は戻ってくることになります。

4. Saily

こちらはESimアプリです。ESimとは海外滞在中にキャリアと契約することなく、現地のデータを使用することができる、デジタルSimカードです。

いくつかオプションがあるのですが、今回私がSailyをおすすめするのは、1Gbから買えることと、ほとんどの国で使用することのできる便利さからです。

Sailyでは大体2米ドルで、1Gbのデータを買うことができます。マップや少しの検索などの使用では、1Gbもあれば2日は持つので、かなり安くスマホをヨーロッパで活用することができます。

5. Bolt/ Uber

BoltはUberのヨーロッパバージョンです。ヨーロッパでも基本的にはUberがありますが、Uberを使えない地域も多々あるので、そういう時にBoltが必要になってきます。

特に大きな違いはなく、値段も同じくらいですが、Boltでは運転後にキャッシュで支払いすることもできます。個人的には、Boltの方がヨーロッパでは使いやすい、そして数が多いと思います。

ヨーロッパ旅行に持っておくべきもの

1. 変換アダプター(プラグ)

絶対に必要なのがこれです。変換アダプター。カナダに住んでいる方は、日本のプラグを使っても問題ないのですが、ヨーロッパでは違うプラグが必要になります。

2. クレジットカード数枚

ヨーロッパ旅行をする際には念の為最低2枚のクレジットカードを用意しましょう。Visaだけで問題はないですが、旅行中にたまにカードが凍結する場合があります。

Booking.comやその他のオンライン決済を繰り返した場合、番号が盗まれたと不審な行動としてロックされることがあるので、もしもの時のために2枚ほど持っていると便利です。

そしてデビットカードは上記の理由やさらなるリスクからおすすめはしません。

3. Revolut

Revolutは私たちがよく使うWiseのヨーロッパバージョンです。Revolutは基本ユーロやヨーロッパの国の通貨に対応しており、ユーザー数も圧倒的です。おすすめする理由はそれだけではなく、為替レートがクレカやWiseに比べ低めな上に、お金の移動がかなりスムーズです。

海外に旅行すると、携帯番号を使用したOTPや銀行から急に凍結されることもよくあります。私は2回カナダのTDから凍結させられました。だからこそ銀行を通さない、お金を自由にそして安全に動かせるシステムを持っておくと、便利です。

そしてRevolutは国ごとにローカルの借り銀行として使うこともできるので、旅行中に口座を開きたいという場合も比較的簡単にできます。

4. ID (身分証明書)

最後は身分証明書です。ここで読んでいる人はもちろん海外なんだし常にパスポートや免許証持っている、って思うことでしょう。

もちろんパスポートや免許証で十分すぎるのですが、結構リスクが高いです。スリの街ローマや、ジプシーの多い地域では、スリや盗難が多発しています。そこでパスポートを取られるとめんどくさいので基本的には金庫にしまったり、適切な管理をすることがヨーロッパでは勧められています。

パスポート自体は実際飛行期間だけでの移動でしかヨーロッパでは使いません。電車での移動は何もチェックされませんし、稀な機会を除いてはホテルなどでも、パスポートを提示する必要はありません。

その中で私がおすすめするのは、カナダや他の国で留学などをしているときに作れる、BCIDなどの簡易IDがおすすめです。簡易IDには州の政府が発行した証明と、誕生日など必要な情報、カナダでの住所を掲載しているので十分使えます。

仮にパスポートも必要だと言われれば、写真で撮ったものを見せればOKです。

そしてBCIDなどの1日で作れる簡易IDは無くしてもさほどリスクはありませんし、パスポートや日本の住所など知られないための対策としても使用できます。

私は住所や名前、追跡のできる番号などはあまり後悔したくないので、仮の住所で作ったBCIDでヨーロッパではやりくりしていました。そうすることで悪用されても被害は最小限に抑えれるからです。

ちなみにめんどくさい時は、カナダ人と言って手続きをすましていました。

今回の記事で紹介したものは、今回私がヨーロッパで3ヶ月ほどリモートワークをしたときに、必要だなって思ったもので、それ以外にもまだまだ便利なものは世の中にたくさんあります。

一つだけ知っていて欲しいことは、ヨーロッパ旅行ではカナダ以上に危険を含むので、自分で情報の管理やパスポートなど貴重品を守る癖は、絶対に身につけておくことが大切です。

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