留学先の決め方 10選
今は昔と違って留学が簡単にできる時代になりました。高校や大学のプログラムでの留学や、長期での個人で留学するなど方法はいくつかあり、今後の国際化に向けて英語話者の需要が高まるにつれ留学を試みる方はさらに増えていくかと思います。しかし初の留学となればどこに行くかが大切になってきて、場所によっては望んでいたことが実現できないことが多々あります。今回はそんな方へ留学先の決め方10選を紹介していきます。
初めてカナダに留学したのは19歳の頃で、実は親にも相談せずに勝手にいくことを決め、国も学校もエージェントの手配なども1人でするなどしてカナダに行きつき、その結果として現在カナダで在住することになりました。初めての留学が与える印象や思い出が強かったために何度かカナダへ来ましたが、仮に初めての海外留学が失敗に終われば今の自分はなかったかと思います、てくらい初めての留学選びは大切です(笑)
留学先の決め方 10選
学ぶ言語を決める
まず初めに学ぶ言語を決めましょう。留学といえば英語が当たり前かと思いきや、スペイン語やフランス語、ドイツ語など現在は様々な言語を学ぶために留学することができます。特に中国語は需要が高まっているので中国へ留学される方も多いのではないでしょうか。
そんなことから、まずは言語を決めるとこからです。とは言いつつも英語の需要は火を見るより明らかなので大多数の方は英語かと思いますので、今回は英語をメインに考えている方中心へ紹介します。
国を絞る
さて、英語を学ぶとなるとどこの国があるのかと考えるとアメリカ一択の方が多い気がします。ですが英語がメインで話されているところは多く、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、そして英語の聖地イギリスがあります。それら以外にもその近さや安さからフィリピンで英語を勉強する方もいます。周りにはわざわざインドに行って英語を勉強している方もいましたね。
あとは物価とかも国によって大きく変わるので注意が必要です。カナダの物価はこちら
アクセントで絞る
このように英語圏の国を確認したら、次は国々の特徴について調べる必要があります。その1つ目としてアクセントが海外留学において大切になってくるかと思います。英語のアクセントは日本でいうと方言やイントネーションの違いに近いのですが、実はアクセントは少し違うだけで聞き取ってもらえなかったり、伝わらなかったりすることがあります。例えばアメリカ内でも南の方へ行けば、ヒスパニック英語と呼ばれる崩れたなまりのある英語が話されており、カリフォルニアなどで全く通じないなんてことも珍しくありません。
国レベルでいうとアメリカ英語とイギリス英語は発音方法が全く異なるケースがあり、イギリス英語を聞き取れないカナダ人、アメリカ人というのは少なくありません。アクセントを習得するには何年もかかると思いますが、日本では基本アメリカ英語を勉強していることが多くリスニング教材や教科書などもアメリカやカナダの単語が使われていることが多いため、イギリスやオーストラリアなどでは初めに何を言っているかわからないなどあるでしょう。
よく言われているのはカナダはイギリスやアメリカなどに比べ、マイルドなアクセントで基本的にどこでも聞き取ってもらえるので、初の海外留学としてはよく選ばれるみたいですね。特にどこのアクセントが正しいとかはないので、もしイギリス英語を学びたければ、イングランドやスコットランドなどでも全く問題ないでしょう。
1年で英語力が飛躍的に勉強できる方法をこちらで紹介しておりますが、そのプロセスにもやはりアクセントは大きくかかわってきます。
費用の確認をする
留学先を決める際に最も大事なことの一つに費用が入ってきます。一体1か月でどのくらいかかるのかを事前に知っとく必要がありビザを作る際にも貯金額で変わることもあるので、大雑把でいいので調べておきましょう。カナダの1か月の費用をこちらで紹介しています。
学費にも国によって変わってくることがあり、フィリピンを除くとメジャーな留学先ではカナダが1番学費が安くアメリカで払う半分程度で済む場合もあるので、学校を決める際にどの程度はらうことになるのかを確認しておきましょう。
その他にもアメリカでは学生の間は働くことができませんがカナダでは週20時間までアルバイトすることができるので金銭面では他国に比べて安定すると思います。
治安や食べ物の確認
日本を出るまで日本がいかに恵まれているかなど知る由もありません。日本は衣食住が世界最高レベルで確保されており、犯罪数も少ないことで知られております。留学先の中には銃社会も当然含まれていますのでどの国、どの場所が比較的安全かを調べましょう。あくまで統計的な結果しか出ませんが、アメリカでもマイアミに比べればカリフォルニアのほうが安全などある程度は絞ることができます。
カナダは治安面では意外と評判はよく、油断はできませんが日本と同じくらい治安がいいです。
食べ物に関してはやはり日本食がよく手に入る大きな都市などを選ぶと不便はしないでしょう。カナダでの食べ物は日本と同じくいろいろと手に入るので便利です。アメリカやイギリスはまた違った食べ物があるかと思いますのでよくよく調べてみてください。
街を決める
さぁここまで決めたらいよいよ具体的な場所選びです。ロンドン、リバプール、シドニー、バンクーバーなど大きな都市から小さな都市まで留学先には無数の街があります。
ここで選ぶポイントとなってくるのは利便性、環境、日本人の多さ、旅行がしやすいかなどになってくるかと思います。
例えばバンクーバはカナダで2番手の都市になりますが気候が暖かいうえにアジア人が多いためか日本人の留学生が多く存在し、結局日本語を話してしまうなんてことはよくあります。目的によって選び方は変わりますが初めのうちはある程度都市が発展しているけど、留学生が少ないところで留学することで各国やカナダの文化を学ぶことができるのでおススメです。
カナダの都市選びはこちらの記事をチェックしてみてください。
目標を決める
海外留学において自分が一体そこで何をしたいかはっきりさせておくことが重要になります。友達を作るのか、お金を稼ぐのか、英語を勉強するのかなどなど志がはっきりしていない場合、ただただ時間とお金の無駄になる可能性が出てきます。ほとんどの場合留学は1人でするものだと思うのでより自分がどう動けばいいのか自主性が求められます。
学校を探す
あとはその土地でいくつもあるカレッジや専門学校の方から何を勉強したいかを決めましょう。英語を勉強するもよし、ビジネスを勉強するもよし、日本に比べると海外では教育に力を注いでおり大人になってからでも勉強をする人が多いため、就職することが目的のCoop留学など何かに特化したカレッジなどが存在するので、自分の探しているプログラムなど探せばきっと見つかることでしょう。
日本では英語を大学等で勉強してしまうと、実用的な経済であったり仕事につかえるスキルというのを全く学ぶことなく卒業し、何がしたいかわからないということは誰しもが経験することなので、海外で英語を勉強する片手間貿易の資格や、プログラミング、デジタルマーケティングを学ぶことができます。
どこでステイするか
あとは最後にどこで生活するかを決めるだけです。住む周りの利便性を確認することはもちろんですが、どういう方法で住むかを決める必要があります。海外では1人でアパート部屋を持つ学生というのはほぼいなく、シェアハウスや寮、ホームステイから選びます。自由なのは寮やシェアハウスで友達と住むこともできますが、1番のおすすめはホームステイでカナダならカナダ、イギリスならイギリスの海外の文化を直で体感できるのでより貴重な経験になるでしょう。
現地までの行き方を調べる
留学を初めてする方の多くは初めての海外への1人での渡航となるかと思いますのでどのような手順で空港へ行き、何が必要か、入国方法そしてどのようにステイ先へ向かうのかをしっかり考える必要があります。
特にビザの作成などお役所がかかわってくるプロセスでは特に注意が必要で手順を間違えると入国前に日本へ送り返される可能性もあります。おススメはいつまでにこのプロセスを終わらせるといったようなマネジメントを行うことです。
今留学先を決めている方で何か質問等があればコメント欄やコンタクトフォームよりメッセージを送ってください♪