カナダ　カフェ巡り① in Vancouver

February 9, 2022takumi

バンクーバーは以前紹介した通り、コーヒー文化が根付いているため内装や立地、製品や内装、豆にこだわっているカフェが数え切れないほど存在します。今回はその中でも、アートや芸術が好きな人にバンクーバーのおすすめカフェを紹介しようと思います。場所はEnglish Bay BeachからすぐのDenman stにあるCafé Portraitというカフェです。

立地のほどはダウンタウンに住んでいる方にとっては、全然歩いていける距離でビーチが近いので晴れた日は夕日を見に行ったりくつろぎに来たりするついでに行けるので、なかなか良い場所だと思います。Denman stとはレストランやカフェ、バーなど飲食店がこの道一本世界各国のレストランがずらりと並んでいる、グルメストリートです。

Café Portrait

こちらのカフェの特徴は内装にこだわっており、室内全体が独特な絵で囲まれており、テーブルにもアートが施されて入れ、椅子はビンテージ物を扱ったりと雰囲気がかなりアートなカフェです。室内はかなり狭いほうで収容人数もかなり限りがあるので、土日や天気いい日の午後などは割と混み、カナダでは珍しく並ぶことがあります。混んでいる日は滞在が1時間までと制限がついていることもあり、普段から人気があることが伺えます。

実際晴れた週末に午後1時ごろに行ってみたのですが4組ぐらい並んでおり、2,30分ぐらい並んだかと思います。一応外にパティオがついているのですがこのカフェは内装が本当にすごいので少し並んででも中で座ることをお勧めします。

メニューはシンプルで基本的なカフェメニューであれば何でもそろっているという感じで、オプションでアーモンドミルクやオートミルクを選んだりできることから、乳製品に敏感な方への配慮もしてあるなど客への配慮がしっかりとしてあります。カフェフードにはクロワッサンやクッキーなど定番なものが置いてあるほかに、パンケーキやブランチメニューが置いてあるなど、カナダのカフェというよりかは日本のおしゃれなカフェに似たメニューもあり、ランチとして訪れることも悪くない場所だと思います。

Review

今回はアメリカ―ノとホットチョコレート、そして看板メニューの１つ、パンケーキをいただきました。

アメリカーノはPalletCoffeeRoastersと呼ばれる豆屋さんのコーヒーを使っており安定しておいしくいただけましたが、ホットチョコレートは普段ほかのカフェで飲みなれているホワイトチョコレートや、ミルクチョコレートとは違って、カカオ率が高いダークチョコレートをベースにして作られた感じが強かったので、少し甘いものが欲しい時には他の物を頼むとよいでしょう。

とはいえ、今回頼んだパンケーキや甘いクロワッサンを頼むときはほのかな苦みがアクセントとなり、口の中が甘くなりすぎるのを防ぐ効果があると思います。

パンケーキは写真の通りでシンプルで、ふわふわの家では簡単に作れなさそうなパンケーキでした。となりについているメープルシロップとの相性も良く、たっぷりとつけてくれるので最後まで楽しめます。少しフルーツを載せてくれるところが海外っぽくていいなと思います。

店員さんたちはかなりフレンドリーで、こういう内装をしているためお客が写真やビデオをとることがもはや日常化しているためか、店員さんは固まってくれたり写真に写らない配慮をしてくれるなど、細かいところまで気を配ってくれます。

写真をその場でとってInstagramでタグ付けして載せることで、気づいてくれた店員さんが”Nice pic！”などと話しかけてくれるのもカナダの接客ならではかなとも思いました。

内装の印象は調べたときの写真通り、壁中不思議なアートに覆われていて、ランプや椅子などもこだわりを感じるなど座っているだけで楽しくなる場所でした。個人的に美術館には頻繁にいくのでアートとコーヒーとは相性がいいことに気づかされました。

天気がいい日にビーチを少し散歩して休憩がてらはいるのにもちょうどいい位置にあるためすこしリゾート感も出てきます。バンクーバーは雨の日がおおく、実際あまり雨天時にはすることがない街なのですが、この少し非日常なデザインと温かい雰囲気のカフェならば、雨が降っていてもより楽しむことができるでしょう。

こちらのカフェは芸術が好きな方や雰囲気を重視する方にかなりおすすめなカフェですのでぜひ1度訪れてみてください。