個人でカナダのタックスリターンする方法　T4 2023年

カナダでは日本と違い、仕事をされている方は自分で源泉徴収票を管理しCanadaRevenueAgencyへ申告する義務があります。2月ごろになると雇用者の方から源泉徴収票、通称T4をもらい始め4月までに申請を終えなければなりません。一般的な収入の方であればこちらのタックスリターンでかなりの金額が戻ってくるケースがあり、フルタイムで1年間働いた人だと3000ドルほど返ってくることもあるなど、政府への申告だけでなく自分のためでもあります。今回は初めてカナダでタックスリターンをされる方へ、簡単に自分でオンラインでできる方法を紹介します。

注意！こちらの方法はワーホリでその年から働き始めた人には適用されないとの報告が出ています。学生ビザ、永住権保持者、あとからワーホリに切り替えた人方への案内となっています。

カナダでの仕事の探し方はこちらの記事からどうぞ。

タックスリターンは毎年しなければいけないのですが、わざわざ税理士にお金をはらって依頼するのもめんどくさいですよね。

という方へ今回は個人でできちゃう方法を紹介します。ちなみに不安であれば税理士さんに依頼することをお勧めします。そちらの方が多く帰ってくる場合もあるのでよく考えてみてください。

私はめんどくさかったので自分でして2021年度は大体20万円くらい返ってきました

カナダのタックスリターンに必要なもの

• WealthSimpleのアカウント
• SIN(Social Insurance Number)　マイナンバーみたいなもの
• CRAアカウント
• 各種源泉徴収票　T4など

日本語で調べると少しお金をはらってでも、日本の会計士さんに手伝ってもらう方が確実だという記事がありますが実は簡単にオンラインで1人で済ませることができるほど簡単です。

こちらの記事はカナダで雇用されている方向けになります。ブログの収入や副業などでも少し変わってくるのでそちらも少し注意が必要です。

自分で稼いでいる場合はまた違った用紙を用意しなければなりませんので覚えておいてくださいね！

まず手順としてはT4と呼ばれる前年度の収入が示してある徴収票をもらう必要があります。大きな流れとしてはそこに記載されている情報を入力しカナダ政府へ送るだけの簡単な作業なのですが、どうやってやるのかわからないと結構難しかったりします。

基本的にオンラインででき、一応手書きで申請用紙を郵便局等からもらうことができ郵送することもできるのですがこちらは時間がかかる上に、ミスしても気づきづらいのでお勧めしません。このような理由からカナダ政府はオンラインでの作業を促しておりますが、

実は直接政府のWEBサイトで申請することができません。