留学 服

留学に服は持っていく?持っていかない?

カナダ留学に初めて行くときよく服はどれぐらい持っていくのが正解なのってことを聞かれます。現在カナダに3,4回行き来を繰り返し幾度か失敗を経験した身として留学先へはどれくらい服を持っていけばいいかを今回は解説していきます。

留学先へはある程度服を持っていくのが正解

私は少し実験してみたりするのが好きなので初めての留学は服を最低限しか持っていかなった時もあればスーツケース1個まるまる服用にして持ってきたこともあってある程度の塩梅がわかるようになりました(笑)

普通に考えれば服はあればあるほどいいのは間違いないのですが、留学するとなるともちろん飛行機に乗らなければいけませんよね。スーツケースは2個ぐらいが限界だしそもそもキャリー2つを自由に操れる人は少ないかと思います。

ですのでできるだけ荷物を少なくして移動を楽にしたいという気持ちと服の必要性を考えた結果のこの質問だと思うのです。

で、なぜある程度持っていくべきなのか解説します。

1. 現地で買っちゃえ派

カナダで留学する際に全部現地でそろえばいいじゃんというリッチな人たちが必ずどこかにいるのですが、以前カナダの物価事情を細かく紹介したようにカナダは服の物価がかなり高くおいそれと手を出せる人はかなり少ないです。

日本のように2,3千円で高品質の服が買えないのでちょっと服を買うだけで1万2万と余裕で飛んでいくのがカナダです。

Zaraでさえ1枚のシャツに5000円くらいがデフォルトなので日本に比べるとすべてが倍近く高いのです。

しかし現地で服を買うことにもメリットがあり、例えばカナダのほとんどの場所は冬が極寒のサバイバルモードなので日本の寒さに対応して作られた服では歯が立ちません。

そういった点でカナダの現地用の防寒具を買うのはむしろ効率がいいと思います。しかしやはり高い。。。

ユニクロですら日本の2倍から3倍の値段するので基本服は全て高いと思うのがいいと思います。

2. 日本から全部持っていく派

そしてもう一つの日本からできるだけ持っていけばいいじゃん派についての話なのですが、これはこれで失敗でした。

なぜなら持ってくるだけ持ってくると移動が面倒な上に留学先で服や物を購入したときにスーツケースを新しく購入するか日本に郵送するというさらに面倒なことをする羽目になります。

そして日本に比べてカナダは雨や雪が多くかなり冬は寒いので日本の防寒具が歯が立たないときがたまにあります。

そしてその天候ゆえに防水機能付きの服がカナダでは好まれるのであまりおしゃれがしづらい環境でもあります。日本の服は高品質でおしゃれなものが多い一方、機能性に劣っているのでカナダでは生きづらかったりします(笑)

という理由でいい塩梅で日本から服を持ってくるのがいいと思うのですが、具体的に何を持ってくればカナダで戦えるのでしょうか。。

日本から持ってくるべきもの

1. 下着類

日本の衣類のクオリティの高さには海外に来た人にはわかるのですが本当に感心します。その値段でその品質は日本以外では実現しないのではないかと思うぐらいなのですがだからこそ、1番着用するであろう下着が1番大切なのです。

特にヒートテックやエアリズムなどはカナダにはそこらへんで売っていないので1週間毎日分ぐらい持ってくるのは必須だと思います。

2. ジーンズ/トラウザー

こちらもユニクロやGUから何着か持ってきておくことをお勧めします。クオリティも日本の方がいいうえに圧倒的に安いのでローテーションように持っておくのが正解です。

海外でジーンズ等を買うのは個人的にすごく面倒で高いことに気が付いたので日本から持っていきましょう。

その他のチノパンなどはカナダのショップで買えばいいのですがジーンズ等に関しては店も少なく、着れれば何でもいいみたいなクオリティをしているので避けるのが無難でしょう。

3. シャツやセーター

基本的なトップスはある程度持ってきておきましょう。カナダ、特にバンクーバーはアパレルのお店がめちゃくちゃ少ないので自分の好きなシャツやおしゃれ用のトップスをかなり見つけづらいのです。

1週間分持ってくる必要はありませんがちょっとした自分用のおしゃれのために4,5着ずつくらいは日本から持ってきてあとは留学先でそろえるのが無難です。

あとやはりセーター等はびっくりするぐらい高く、Zaraなどのセーターは1万円近く行くなど、いつの間にかハイブランドっぷりを見せつけてくるので日本で調達していきましょう。

4. ジャケット

ここでいうジャケットは春や秋に着る用のジャケットでデニムジャケットやレザーなどのことを指します。カナダは秋や春とはいえ夜になれば日本の冬ぐらい寒いので日本でよく冬に着るジャケットなどは2着ほど持っていきましょう。

そして個人的な意見なのですがコートはバンクーバーでは避けたいところです。コートは少し水と冷たい風に弱いイメージがありなかなか着る機会がないのです。

過去の留学でカナダにコートを1着持ってきたのですが着た回数は数えるほどしかなく基本はカナダで買った雨と風に強いマウンテンパーカーしか冬は着なくなりました。ちなみにカナダの冬はスポーツショップのアウターを着て過ごすのが正解みたいで、風を通さなければ雨も効かない。ヒートテックを中に着れば暖かく冬を過ごせます。

5. 手袋などの防寒系

なぜかはわかりませんがカナダでマフラーや手袋を探そうと思ってもなかなか見つかりません。探すのが下手なのでしょうか。。

Winners等に行けばある程度見つけれるのですがワンパターンになってしまう上にすぐ売り切れてしまって最悪手袋なしで冬を過ごさなければいけなくなるかもしれません。

それは少し面倒なので日本から手袋とマフラーは冬要員に連れてくるのがいいでしょう。小さいのでスペースもとらないのがいいですね。

留学用の服 まとめ

  • ヒートテックや下着類 最低1週間分
  • ジーンズなど 2‐3着
  • シャツやセーター 各4-5着
  • ジャケット(春秋用) 2着
  • 手袋、マフラー

これだけあればとりあえずは困ることはなくあとから付け足しで物を買うといいと思います。

それら以外特に冬のジャケットはカナダで買うのが得策だと思いますし、留学に行く際にはある程度荷物はすくなめにして移動を楽にしつつ、帰る際にものが増えていることを想定しておくことがかなり大切で節約につながります。

日本に比べていろいろと勝手が違うカナダですが、必要最低限の用意をしていれば問題なく過ごせるでしょう。

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