カナダでの部屋探し完全ガイド!

カナダでの部屋探し完全ガイド!お部屋の探し方5選

カナダに来てすぐの方や、来る予定の方、もしくはこれから一人暮らししようと考えているあなたにカナダでのおすすめの部屋の探し方について紹介していきます。探すためのウェブサイトや見つけやすくするためのヒント、そして気を付けるべきことをまとめています。

カナダで部屋を探す方法

実はカナダでの部屋探しは難易度が高いです。バンクーバーやトロントなどでは探すのに何日もかけてしまう羽目になることも。。。そしてあることを知っておくと比較的簡単に部屋を借りれたりもするのでぜひ最後まで読んでみてください。

カナダでお部屋探しにおすすめのサイト

1. Craigslist

まず一つ目はみんな大好きクレイグスリストです。カナダなら大抵どこの都市でも使えるかと思います。クレイグスリストはアメリカのリスティングウェブサイトで、基本的に何でも広告を無料で出すことができます。

本当に何でもさがせるのですが、なかでもアパート、部屋探しにはうってつけで、簡単に立地や値段、コンディションを設定しながら探すことができます。

土地にもよりますが物件も多いので探しやすいのでおすすめです。しかし無料で載せれるということもあって、中には質の悪い業者や部屋などが紛れ込んでいることがあるので、ある程度リテラシーが強い人におすすめですね。

返信率がすこし低めなので、メールを書く際にも少しアピールすることがおすすめです。

2. Facebook

日本ではほとんど使っている人はいませんがカナダではまだまだ主流のSNSで、マーケットプレイスでは部屋の広告もあります。

なかなかアパートで1人部屋は探しづらいですが、シェアルームやDen(一階の部屋)などの貸し出しは簡単に見つけられます。

こちらもそれなりに業者がいるので少し気を付けなければなりません。やり取りはFacebookが1番しやすい上に、コメント欄など他人と情報の共有もできるので、来て間もない方におすすめです。

3. Kijiji

KjijiもCraigslistのようなリスティングサイトですが、気持ち少し安全です。

物件数も多く、写真付きの広告が多いので他のサイトで見つからなければ1度使ってみることをおすすめします。使ってみた感じ信用できるオーナーが多いのでアパートを探すのにもいいですね。

4. JP Canada

最後は日本人の味方、JP Canadaですね。ほとんどの日本人留学生の方はこのサイトで1回は部屋を見つけます。私もここで最初の一部屋見つけました。

日本語で書いてある広告が大半なので探しやすいは探しやすいのですが、物件が他のサイトに比べればもちろん少ないので競争率がさらに高くなります。そして日本人ということを利用するランドロードも多いのがネックですね。

カナダで部屋を個人から借りると、オーナーとのトラブルがつきものですが、経験と聞いた話によると、そういった人が若干多い印象です。

5. 不動産会社から直接契約する

もし仮に少しいいところで一人暮らしをしたいって方には、直接不動産会社に連絡するのも手です。現在カナダはインフレが重なり、10年前の2倍以上の金額で部屋が貸出されていますが、そんな大金を払うのであればしっかりとしたところから契約したいですよね。

Craigslistなどでもいい部屋は借りれますが、本当に気に入った場所があったり、長期で住む予定のある方はエージェントや不動産から探してみましょう。

少しお金はかかるかもしれませんが、安全に部屋が見つかります。

カナダで部屋を借りやすくするためにすること3選

カナダで部屋を借りるのはある意味戦争です。早い者勝ち、行動したもの勝ちで、基本1,2日でとられてしまいます、というくらい部屋は足りていません。もしお金に余裕があって月に$2500(30万円近く)くらい払えるのであればオプションはかなり多いですが。。

1. 日本人だということをアピールする

言いたいことはわかりますが、日本人であるということは一種の特権であることを自覚しましょう。

私の周りには本当にいろいろな国の方たちがいるのですが、例えばブラジル人が部屋を借りようとした場合、デポジットは普段月の家賃の半額ですが、6か月分払わされたという方もいます。

そしてインド人の知り合いによると、インド人と他の人種が競争状態になった時に必ず落とされるという話もよく聞きます。残念ですがこれは本当です。

日本人はきれい好きで、礼儀正しく、お金もある程度用意できているという印象が強いので、部屋を誰に貸すか迷ったときに選んでもらいやすくなります。もし自分がオーナーならきれい好きな人に貸したいですよね。

最初のメールを送るときに、Hi, I am Takumi from Japan ~~~ などとさりげなくアピールするのもいいでしょう。

差別は確かによくないことですが、プロパティやお金が絡む内容ではある程度の先入観を持っていて損はありません。

2. 給料がわかるものを用意しておく

これはアパートで部屋を借りる時には大体見せなければいけないのですが、いくら月に稼いでいるかを見せることでオーナーは安心して部屋を貸すことができます。もしルームツアーがあるのであれば、先手を打つために持って行ってその日に見せてしまうのもいいですね。

職場の上司やHRにお願いすれば作ってくれます。リファレンスも必要な場合も多いので合わせて持っておくのもありですね。

3. 決断は早く

これも難しい話です。1年間くらい住むとなれば慎重に決めたい、そういう日本の方は多いですが、それは機会を逃すことにつながります。もし仮に何十件も部屋を貸し出しているのであれば時間をかけて考えても良いでしょう。

コロナ後、カナダは少しかわり今までは毎年みんなが引越しをしていましたが、今は同じところに住み続けるようになりました。ということは選択肢が少ないうえに、人口は増え続けているので一瞬で部屋がなくなるのです。

なにが最低限あればいいかを、あらかじめ考えておき、ルームツアーをする時に聞きたいこと、見たいことすべてを確認できるようにしておきましょう。

理想はルームツアーをしたその日に決めてください。決断は早めに。

カナダで部屋を探すときに気を付けること

日本も多いですがカナダも詐欺やトラブルが絶えない国です。リテラシーを鍛えるために私が思う気を付けるためにするべきことを紹介していきます。

デポジットは部屋を見るまで絶対に払わない

もし、部屋を見る前、契約書の話をする前にデポジットを払う催促が来たら十中八九詐欺です。部屋が存在しない可能性も大いにあります。

Craigslistなどの広告でよくあるので気を付けてください。

そして写真のない広告は基本的に信用しないようにしましょう。もし仮にそれが本物だったとしても詐欺の可能性も高いので、リスクは避けれるところは避けるのがベストです。もし危ないかも、と思えばすぐに引き返す危機感を持つことも大切ですね。

部屋にカメラなどがないかチェック

カメラ、意外と多いんですよ、カナダのシェアハウスって。リビングについているところはトラブルを避けるために100歩譲って良いとして、こっそりいろいろな部屋につけられていることも多いです。

気にならなければいいのですが、プライバシーの問題なのでルームツアー時にこっそり探してみてください。

ルールは細かく聞いておく

カナダの部屋トラブルで一番多いのはルールです。一人暮らをする日本人は少ないのでシェアハウスが多いと思います。シェアハウスではもちろん他人と生活をするので、テナント間でトラブルが起きないようにルールが多く存在します。

ルールは基本的にはランドロードが設定できるので部屋によって変わるのですが中には自分に合わないものもあるでしょう。よくある例では、

ゲスト禁止、夜中に音を立てるの禁止、BBQ禁止、などなど様々なものがありますが少しでも自分に合わないなと思うのであれば避けましょう。

そしてデポジットはいつ返還されるのか、細かいことまできっちり把握していることで、自分の身を守れることにつながります。

ルームメイトについて少し知っておく

ルールでのトラブルの次に多いのが、ルームメイトとのトラブルです。間違ってはいけないのは日本人の感覚が正しいのではなく、その場のルールや雰囲気で何が正しいか決まります。例えばよく聞くのがルームメイトが夜うるさいだとか、掃除をしない、です。

我々日本人はあまり夜に騒いだり、掃除をしないことがありません。これは誇るべきことですが、他の国では、そして個人レベルではどうでしょうか。中には夜仕事をして帰ってくる人もいて午前1時に料理をしたりシャワーをする人もいます。電話を夜にする人もいます。このような仕方がないこともいろいろあります。

週末は友達を呼んでパーティをする人もいます。そこに後から入ってきた人が静かにしたいからといったクレームをすることは、少しお門違いだと思います。もし仮に今まで住んでいた全員が週末は友達を呼んでパーティをするのが普通だとするならば、その家ではそれが普通です。

ただし夜の10時か11時以降は騒ぎすぎるのは禁止なので大音量で音楽を流すなどがあればクレームを入れてもいいでしょう。

価値観の押し付け合いは災いの元になるので、早めに自分に合っているかどうか察することが大切ですね。

以上がカナダで部屋を探すための完全ガイドです。正直言ってカナダの部屋探しは運です。自分ではどうしようもないことも多々あることでしょう。しかしそれが海外に住んでいる証拠でもあります。

もしトラブルをできるだけ避けたい、お金を大目に払っても良いというのでしたら、一人暮らしをおすすめします。こちらの記事でカナダで家具を安く買いそろえれるお店を紹介しています。

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