【キャリアアップ】今の時代、経験重視ではない!今すぐスキルを磨くべき6つの理由

【海外キャリア】今の時代、経験重視ではない!今すぐスキルを磨くべき6つの理由

現在のビジネス環境で成功するために最も重要なのは、経験年数ではなく、実践的なスキルです。キャリアチェンジやキャリアアップを考えている方に、なぜスキルが最も大切なのかを説明します。

今までの仕事選びでは、この業界で働きたい、この会社に貢献したい、という志望動機が多かったと思います。

しかし、現在はこのスキルが活かせるから、この会社で働く。という風潮が世界だけでなく、日本でも強まっています。

なぜ今、スキルの方が重要なのか

ある研究によると2030年までに、世界で8,500万以上の職が人材不足により空席になると予測されています。この状況は、スキルを持つ人にとって大きなチャンスとなると同時に、いかに世界がスキルを重視するかという指数でもあるのです。

今までの採用方法では、「○年以上の経験」や「△△業界での経験必須」といった条件が一般的でした。

しかし、この考え方は急速に変化しています。

最新の調査によれば:

となっており、明らかにスキルを持っている人材の価値が高まりつつあります。

現在の日本では、就活時に業界への熱意や志望度、その会社をどれだけ知っているかなど、スキルとはほど遠いところで評価されていましたが、この傾向は日本にも見られてきています。

業界理解はスキルを習得することに比べると、比較的安易で言えると言えます。

では、具体的になぜスキルを重視すべきかについて紹介していきます。

経験よりスキルを重視すべき6つの理由

1. 実力の証明

経験年数は、その人の実際の能力を示す信頼できる指標とは言い難いです。5年の経験を持つ人が、2年の経験+高いスキルを持つ人より、優れているとは限りません。

特に日本社会では、就職したらまず解雇されることがありませんよね。海外ではスキルが見合っていなかったりした場合は即座に解雇されることがあります。

スキルを磨くことをやめていく日本人はかなり多い印象です。

フロリダ大学の研究では、年数とスキルには大きな結びつきが無いという結果が出ています。

つまり、スキルさえあれば若くても、会社を引っ張れる可能性があるということです。

2. イノベーションへの適応

特にテクノロジー分野では、経験よりもスキルの方が重宝されます。例えば、MLやAIのような新しい分野では、長年の経験を持つ人材を見つけること自体が非現実的です。

仮に、プログラミングの職歴がなかったとしても、自分で勉強するなどして、最新の技術や知識さえあれば、採用されることだって珍しくありません。

日々変わる情報やテクノロジーの世界で、長く業界にいるというだけではどうしてもカバーしきれません。

3. ソフトスキル

ソフトスキルとは具体的な指標があるスキルではなく、適応力などのことです。

ほとんどの企業が、5−10年前と比べてソフトスキルの重要性が増していると考えています。コミュニケーション力、適応力、問題解決能力などは、経験年数とは無縁と呼べるでしょう。

4. キャリアの多様性

現在は、一つの分野での長い経験よりも、多様なスキルセットを持つことが価値を持っていると言えます。異なる分野や業界の経験を通じて獲得したスキルは、新しい視点と価値をもたらします。

マーケティングのポジションでも、プログラミングや営業、会計などの知識を持っていることで、打って変わったアプローチをとれることが多いからです。

特にAIの発展で、特化していないスキルでも、人並みの結果を出すことができるようになりました。

5. 堅実な成果

スキルベースの採用は、経験ベースの採用と比較して、タスクをこなす精度が高く結果もついてきやすいという調査もあります。

業界の経験があるから仕事ができる、とは一概に言えません。なぜなら今までしてきた仕事のほとんどは、その会社で使えるスキルである可能性が極めて高いからです。

一方、スキルベースで採用されたものは、初期段階では業界の知識こそ欠如するものの、仕事自体は結果を出してくれるという安心感があります。

6. 機会の拡大

テクノロジーの発展が加速する世界の中で、今まで常識だったものが通用しないという事例は増えてくるでしょう。

そこで新たなスキルを持った人材を加えることで、ビジネスを拡大させようとする会社は増えてきています。

実際に今まではワーホリに行ったことがあるというだけで、敬遠される場面も少なくありませんでしたが、今現在、ワーホリをしたことによる語学+国際感覚が非常に重要になってきています。

何をすればいいの?

スキルが重要になるにつれて、今まで経験で生きてきた人たちには不利なのか、と言えばそうではありません。

その経験があるからこそ、スキルの改善や習得がより速く行えると思います。

そして経験が少ない方も、今こそチャンスを逃さないために、何かスキルをベースにした強みを見つけてみましょう。

際に私はカナダの企業で26歳でビジネスリード、日本でいう事業部長の役にまで昇進することができました。

その後の日本での転職活動でもマネージャー職などのオファーが多いことから、日本でもスキルに対しての需要が高まりつつあると思います。

最後に

経験は確かに価値があります。しかし、急速に変化するビジネス環境では、実践的なスキルこそが、キャリアアップさせる鍵となります。年数や肩書きにとらわれすぎず、必要なスキルを獲得することに焦点を当てましょう。

スキルを磨く努力は、100%新しい機会につながります。

あなたの次のキャリアステップは、経験ではなく、スキルが決める時代なのです。

こちらの記事でキャリアアップに必須のスキルについてまとめています。

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