年収10%アップ?海外での給料の交渉方法
年収アップは全人類が目標にしていることでもありなかなか簡単にはできないことでもありますよね。日本とは違いカナダや海外の国ではどのようにして給料アップを交渉するかがカギになってきます。ですので今回は6か月で年収を10%上げることに成功した体験から、どのように海外の企業で給料交渉を行うかを紹介していきます。
海外で10%年収アップ!
冒頭でも説明した通り実はカナダの会社で働き始めて6か月で年収を10%アップさせることに成功しました。というより
かなり積極的にアピールと交渉をしました(笑)
結論から言いますと海外(カナダ)での給料アップは自分次第で、積極的にアピールすることが求められます。つまりはただ会社に居座っているだけではなかなか上がらないわけです。日本だと滞在年数が深くかかわってきますが海外での年収には仕事の重要性、スキル、そして結果次第で変わってきます。
カナダの就職はかなりおすすめで、比較的通貨が安定していたり働く環境が良かったりするので留学されている方はぜひめざしてほしいです。
そしてうまくいけば1年で100万円上げることだって可能でしょう。
こちらの記事で1年で100万円以上上げるためにしたことをまとめています。
まぁ実はその分物価が少し高いということもあるのですが、、、カナダの物価についてはこちらの記事で紹介しています。
てことで本題の戻って、海外の企業で年収の交渉を行う時にいくつか気を付けるべきポイントがあるので、実際の例も踏まえて早速みていきましょう!
カナダでの年収交渉の仕方
1. その職種が周りでどのくらいもらっているか調べる
基本的に会社は人件費や出費を抑えたいはず。つまりは最初の面接の段階ではその職種の平均より少しでも下に設定することが多いため、半年ほど働いたときにこのマーケットではこのくらいの年収が妥当だと主張することができます。
あくまで海外の年収、給料アップは交渉なので日本とは違い自分で上げることを主張し自分の価値を相手に知らしめる必要があります。
例えば同じ職種でも企業によって内容は変わってくる上に周りとの交流度、会社の認知具合、製品などの精通度合いなど半年ほど働いているからこそ、新しく雇うより自分を残した方がいいよって意味でもあります。
だからこそ海外での年収はあくまで交渉となるわけです。
自分の場合は雇われた職種以外に、2つものプロジェクトリーダー+違うプロジェクトの補佐などでタスクが増え、そうなってくると今の給料じゃ低いよねって感じで言いました。
2. 交渉のタイミングが大事
簡単な話、会社の調子がいい時には少しくらい甘く見てくれるよねってことです。会社の業績がよく赤字の状態で経理や人事部が様々なタスクに追われているときに給料を上げてくださいなんて言っても、印象が悪いだけですのでどのタイミングが良いかしっかりと見極めましょう。
そのほかにも会計の節目にも都合がよくどのくらいその期間は出費や収入があったを確認する期間中は比較的前向きに検討してくれるでしょう。
そして給料交渉は最低でも半年は待ちましょう。3か月では少し早すぎますが半年では少し結果とその人の重要性がある程度会社に認知されて行きほかの人雇いなおすくらいなら給料上げようと思いますよね。
あとは自分がいかに会社に貢献できているかを確認しましょう。失敗ばかり、売り上げを下げている段階で頼んでも相手にされずらいかもしれません。
今回給料交渉を行ったタイミングは個人的にも良かったなと思っており、働き始めて6か月過ぎたところ+売り上げを昨年度より70%アップ+会社の前期終了だったので比較的スムーズに検討していただけたかと思います。
3. 結果を持っていく
給料交渉はただお小遣いをもらいに行くわけではなく、あくまで自分に見合った報酬をもらうことです。つまりはこれだけ会社に今貢献しているから給料上げてくれるよねっていう話です。
今はマーケティング職に就いているので他職は何ともいないのですが、海外のマーケティングは数字を大事にする傾向があるので売り上げを上げれば上げるほど自分の価値を証明することができます。
特に1人の力で売り上げが大きく変わるデジタルマーケティングでは結果とともに過去とのデータを比べいかに貢献しているかを証明できます。
カナダではチームワークはもちろん大切なのですが日本が大勢で1つのチームだとするとカナダは少数精鋭というイメージが強く1人1人の業績が重要視されます。
給料交渉を行う時はきほん人事部長に嘆願するのですが、その時人事の方は自分が働いているチームリーダーやプロジェクト管理者、周りの評価などを聞く傾向があるので、周りに認められている状態であれば比較的簡単に給料を上げてもらえるでしょう。
4. 給料の提示をしよう
海外で年収アップを交渉するときには基本こちらからいくらほしいか提示することが求められます。これは面接時にもいくらが希望額か求められるのですが、ある程度上の金額を提示することがおすすめです。
例えば、面接1回目で年収はいくらぐらいが希望かなどと聞かれますがその時には事前に調べたマーケットの平均額の最高値を言うとよいでしょう。例えばその職種の平均が500万~650万だとするならば、600万~650万で希望します、などとできる限り上の金額を言うことで信頼性を上げれます。
というのも、たとえばそこで低めの金額を言ってしまえばこの人は自信がないのかと印象が悪くなることがあるからです。
ですので海外での給料交渉の時にはもらえるギリギリの額を言ったり、アップを求めるときは10%~15%ぐらい求めても問題ないです。
実際の話日本と少し違うのは、カナダや海外ではみんなお金のためだけに働いている感がさらに強いため、給料上がらないならやめて違うところに行くというのがよくあります。日本の3年は残るという文化がないため給料次第でなんとでも態度を変えれるのがいいところですね。
経営者目線でいうとかなり厄介な環境でもあります(笑)
海外の給料交渉まとめ
カナダや海外は日本に比べてより資本主義なので給料がいかに大事かがわかります。ですので自分が給料をもっともらっても良いと思えるのであれば比較的簡単に交渉を始めることができ、タイミングさえ見極められれば簡単に10%~15%も給料を半年ほどで上げることができます。
そして気を付けるべき項目の中で最も大切になってくるのは駆け引き能力で、このタイミングで言って大丈夫なのだろうか、自分はこの会社で必要と証明できているだろうかなどと相手との探り合いをしながら交渉に持っていくのがポイントですね。
別記事にて紹介しているのですがカナダでの就職は日本の比にならないほど難しく職歴0から始めたため100社以上落ちたりしたりとそこにたどり着くまでは本当に長い道のりだったりしますが、長い目で見るとカナダや海外で働くほうが給料は上がりやすいかと思います。
日本での給料の低さに飽き飽きしてきた方はカナダへ留学してみることをおすすめします。
実際COOP留学と呼ばれる、英語の勉強から社会でのスキルを学び、就職まで含まれている留学方法がカナダでは人気なので社会人の方でも全然来られる方は多いのでぜひチェックしてみてください。